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就学先を決める。支援級体験

支援学校の体験から1か月後。今度は支援級の学校体験に行ってきた。長男の通う学区域の小学校には支援級がないため、自宅からは少し遠方の小学校にある支援級(支援級入学時はココ)に行くことになった。

長男の学校ではないとはいえ、長男の保育園時代のお友だちが通っている学校ということで、飲み友達でもあるそのママから事前情報はもらっていた。「要注意な先生がいる。」と。・・そう。支援級の先生は、特別支援教育を専門に勉強している先生がいるとは限らない。通常学級のクラス担任を任せるのには厳しい先生が支援級のクラスに配属される場合もあるようだ。

長男の学校とほぼ同じ始業時間に行って1・2時間目を体験する。待ち合わせた学校の校門前には、おなじみの教育委員会の職員さんと、校長先生が待っていた。そのまま玄関のすぐそばにある校長室に通されて体験の流れの説明を聞く。聞いてはいけないと思ったからか興味がないからか息子のこともほとんど聞かれることはなかった。大人が座るフカフカのソファにこうちゃんは居心地が悪そう。そこにいられただけでも褒めてあげたい気がする。

いざ、支援級がある教室へ。通常級の教室とは離れた場所にあった。私たちが合流したころにはすでに体操を終えていて、これから朝の会を始めるらしい。

支援級の児童全員が集まっての朝の会。先生も含めたら30人ぐらいいるのかな?みんなマスクもしているし、身体も大きいのでかなりの圧迫感。司会は1年生の女の子。台本があるとはいえ、ゆっくりだけど上手に話せているなと感心した。基本的には言語でのコミュニケーションが中心らしく視覚的な補助は少ない。しかも朝の会が長い。どうやら1時間目全部が朝の会の時間らしい。こうちゃんは不安そうにして私のそばにいたがる。朝の会ではこうちゃんの質問タイムもあったが、こうちゃんには難しいので、すべて私が答えた。その内飽きてダラダラし始める。体験の最中にもかかわらず、こうちゃんにはついていけないだろうなと既に諦めモードでした。

あと、ひとりの先生が児童に向けて「声が小さい!」とからかい口調で注意しているが気になった。多分この先生が要注意人物だろうなと推測。(そして、合っていた様子)

2時間目は学年ごとに分かれての授業。各自で学習する5年生の教室の中に、こうちゃんの席が用意されました。いつもは机に座ることも絵を描くことも嫌いではないこうちゃん。だけどこの時はソワソワしていて落ち着かない。プリントの課題もやろうとせず、おもちゃもやりたがらず付いてくれた先生も困惑している様子。今にして思えば、机と椅子がデカすぎて落ち着かなかったんじゃないかなと思う。

その一方で、私は教室の掲示物や設備をフラフラと見て回る。知育玩具がおいてある棚があったり、通常よりも少し大きめのロッカーがあるぐらいで、通常学級の教室とそれほど変わらない印象。低学年の授業を見たかったけど、キッチリと扉が閉まっていて授業の様子は見ることはできず。。。児童の特性で難しかったのかもしれないけど、見られなかったのは残念でした。

2時間目が終了して学校体験も終了。校長先生とは最後にもう一度ご挨拶だけして、教育委員会の職員さんと3人だけで学校を出ました。

学校体験というにはあまり歓迎されていない感じ。体験する人のことは考えられていない様子から、こちらの支援級に通うことになったら、きっといろんな配慮をお願いしなきゃいけない気がする・・しんどいと思わずにはいられませんでした。

というわけで、こうちゃんの学校体験は終了。こうちゃんの様子からも私が受けた印象からも、支援学校希望と気持ちを固めました。

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