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中学受験しない小6が全国統一小学生テストを受けてみた

現在、小学6年生の長男。
小6になってから中学受験したいと言い出したけど、いろいろ考えて中学受験はしないことに決めている。

でもまぁ、勉強への興味はあるということで模試を薦めてみたところ、本人がやってみたいということだったのでチャレンジしてみることにしました。

〈長男data〉
・各教科、単元テストは70~80点ぐらい
・丸暗記は得意
・計算はまぁまぁ。
・読解力が低い。文章題はいまいち。

結論から言うと、本人的には惨敗。

そりゃ、そうだ。4年生頃から3年近く受験勉強に打ち込んできた同級生たちと同じ土俵で戦えるわけがない。受ける前から「偏差値低くて当然。気にするな。」と伝えていたので、結果をみてショックではあったけど落ち込み過ぎていない様子。本人としては現実を知れてよかったんじゃないかなと思う。

さて、中学受験は算数が大事らしい。

実は私、大学は数学科卒で、中学高校の数学教員の所有(更新してないので有効期限切れ)者ということで、長男に解説しつつ算数の模試の問題を解いてみました。で、通常の問題と模試の問題を違いをぼんやりと考えてみました。


問題文を正確に理解する読解力

基本中の基本なんですけどね。まず、模試の文章題は問題文も長く、何を求めるかがパッと見ではわかりずらい。さらに、求めるべき答えと、文中に出てくる数字がどんな関係を持つのか、ちゃんと文章を理解しないとわからない。長男に問題文を解説すると、えっ、そうなの?とビックリされました。

そんなわけで読解力大事。私が小中学生の時に通っていた塾では「絵を書け」って言われてました。絵でみると問題を理解しやすくなりますので、私もオススメしてます。


問題文から情報を導き出して、組み立てる

問題文が理解できたら、問題文からわかることをいろいろと書き出してみる。いろんな視点から考えてみる、論理的にも物理的(問題用紙を回転させちゃう笑)にも。答えに直結しないかもしれなくてもいいから、まずは書き出す。たくさんのヒントを組み合わせたら、答えに近づける可能性もある。


いろんな問題の解き方を身につける

とはいえ、問題文とヒントで閃けないことの方が多い。やっぱり、いろんな問題を解いて、解答パターンを身につけるのが確実かな。過去に解いた問題と目の前の問題を、あ、似てる!って結び付けられたら、何とか解ける気がする。

面倒くさがらずに解けるまで頑張れる根気

根性論じゃんと言われたらそれまでですが、結構そんなとこあるんだよね、算数。
模試の問題は、答えのAを求めるために、まずはCを求めて、Cを使ってBを求めて、Bを使ってAを求めるという何段階かの計算が必要になることも多い気がする。


とまぁ、中学受験を知らないからこその好き放題で書いてみました。
今回あげてみた能力は間違いなく子どもを1つ上のステージに押し上げられる力なので、時間といろんな意味での余裕があれば長男にやらせたかったかも。ちょっと楽しみながらやってみようかな。

中学受験する皆さん、全力が出せますように。

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