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ヒプノバーシングのお産~準備編~

私はいまお腹にべビちゃんがいて、12月にお産を迎えます。
出産する場所を調べる中で、病院だけでなく助産院で産むなど場所の話、助産師さんのお産に対する考え方、医療介入が必要になる場合、アメリカでの出産の仕方などいろんなことを調べました。その中で出会ったのが「ヒプノバーシング」というお産の方法です。

私はチャイルドバースアカデミーのグループレッスンで、このヒプノバーシングの考え方・方法を教わりました。12月までに忘れないようにという自分の備忘録と、これからお産を迎える妊婦さんのヒントになればと思い、このnoteを書くことにしました。


ヒプノバーシングとは

ヒプノバーシングは、私の理解したなりに説明すると、

呼吸とイメージを使って、身体の力を抜いたリラックスした状態になり、お産をする

ということかと思います。

出産は痛くて大変なものというイメージがありますが、こうしてリラックスした状態でお産をすると、お産プロセスの中でエンドルフィンというホルモン(モルヒネの200倍の鎮痛作用とか!)が出て、お産の痛みをあまり感じないらしいです。もちろん陣痛と呼ばれる子宮の収縮はあるけれども、痛いというより「強い刺激」と感じるようです。

身体の状態には自覚的なまま(ストレッチしてるときとか、座禅してるときとか、スポーツでフロー状態に入るのに近いと思う)なので、赤ちゃんが降りてくるのとか、産道でくるっと回転するのとか分かるみたいです。

あとリラックスしていると筋肉が緊張しないので、会陰切開率もぐっと下がるらしいです。

出産の場所は問わなくて、病院でも、助産院でも大丈夫です。ただバースプランなどでこういうお産をしたいということは伝えておいた方がよさそうです。

レッスンの中で映像も見せてもらいましたが、出産するお母さんたちは呼吸を意識して身体の力を抜いているだけで、するっと赤ちゃんが生まれてきていました。赤ちゃんの生まれる力とお母さんの生む力を最大限引き出す、無理のない、幸せなお産だと感じました。

自然分娩の話などを聞いてなるべく医療介入なくお産ができたらいいなと思っていた私にとって、身体にもともと備わっているもの(ホルモンとか呼吸とか)を頼りにお産ができるのはとても素敵なお産の選択肢です。

以下、レッスンで習ったやり方をいくつか備忘録的に。
※個人の記憶力の範疇なので全部を網羅できている訳ではありません。
※ヒプノバーシングでお産してみたい方は、ぜひヒプノバーシング認定トレーナー(私が教わった方以外にも日本に何人かいらっしゃるようです)の開催するレッスンを受けてみることをオススメします。

呼吸のリズム

  • 「ラベンダー」を合言葉に、深く吸って、深く吐く。一回吐くごとに、リラクゼーションが2倍ずつ深まっていくのを感じる。

  • カーム呼吸:鼻から吸って、鼻から吐く。「吸って、2,3,4」「吐いて、2,3,4,5,6,7,8」と心の中でゆっくり繰り返し数える。

  • サージ呼吸:陣痛が来ているときは、ゆっくりと鼻から吸い込み、ゆっくりと鼻から吐き出すことを意識する。

  • バース呼吸:赤ちゃんが降りてきて生まれるときは、ゆっくりと長く息を吐きながら産道の外へとやさしく吐き出すイメージをする。

イメージ(リラクゼーションワーク)

  • レインボーリラクゼーションの音源を聞く

  • ソルフェジオ周波数(528Hz)を聞きながらパートナーに読み語りをしてもらう

    • バースパートナーの読み語り(印刷物)

    • お母さんの究極のディープニング(テキスト)

  • アファメーションを読む、パートナーのアファメーションを読んでもらう(テキスト、リラックスしたお産のイメージを深める)

  • バースポジションをやってみる(20通りの態勢、どれが陣痛・お産のときに楽か試してみる)

陣痛が来たら

  • 口角を上げて、身体が力まないようにする

  • ラベンダーの呼吸を意識する

  • 声を出した方が楽だったら「あー」と声を出す

  • 椅子の背もたれに向かって座り(膝をついて座面にもたれかかる?どっちだったかな…)、大きなタオルなどを用意して、腰~お尻をタオルで覆ってさすってもらう

  • 仰向けになって、腰~お尻の下にタオルを通して、左右に軽く引き上げてもらう

  • 楽なバースポジションの姿勢をとる

  • ライトタッチ・マッサージ(背中をやさしく8の字になでる)をしてもらう

  • バラの花が開くイメージで、子宮口が開くイメージをする

詳しく知りたい方は

あらためてですが、上記はレッスンで教わったことの一部で、私に合いそうだなと思うものや、覚えていることを整理したのみです。

ヒプノバーシングでお産したい方はぜひ、ヒプノバーシングのインターナショナル認定トレーナーが日本にも数名いらっしゃるとのことなので、そこで開催されているレッスンを受けてみることをオススメします。私はチャイルドバースアカデミーでレッスンを受けました。

12月まで、呼吸やイメージワークの練習をしながら、お産の当日を迎えられるように準備していきます。
それまでに思ったことや、実際のお産の様子がどうだったかなど、また書きたいなと思っています。

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