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オーディン / Odin

デザイナー:Yohan Goh, Hope S. Hwang, Gary Kim
アートワーク:Crocotame
出版社:Fractal JuegosHelvetiq
プレイ時間:15分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

手札を出しきる事を目指すゴーアウト系のカードゲームです。祝祭ではない。

ゲームは何れかのプレイヤーが規定のマイナス点に達するまで複数回ラウンドを行います。

各ラウンドでは各プレイヤーに手札として、6スート1~9のカードが決められた枚数配られます。

初期手札。同じ数字or同じ色は同時にプレイ可能。

ラウンドが始まったら、時計回りに手番を行います。手番にできることは、カードをプレイするかパスのどちらか。最初にカードをプレイするプレイヤーだけは、手札から1枚だけカードをプレイします。ただし、手札を全て出しきれる場合に限り、手札を複数枚同時にプレイする事も可能です。

以降のプレイヤーは手番に場の数字よりも大きい数字になるようにカードをプレイしなければいけません。出せない、または出したくない場合はパス。

カードをプレイする時は、同じ色か同じ数字を同時にプレイすることができます。複数枚同時出しをする場合は場札の枚数+1枚までプレイすることが可能です。

これで、943。お強い。

数字を比べる時は、プレイされたカードを大きい順に並べて数字を作ります。例えば、同じスートの『2』『8』『4』を同時にプレイしたら、『842』となります。

と思ったら、カウンターの1111。この時にピンクのカードから1枚を手札に加えないといけない。

カードをプレイした場合は、プレイされていた場札の中から1枚を手札に加えなければいけません。その後、獲得しなかったカードを捨て札とします。パスをした場合は特に何も無し。

カードがプレイされ、他のプレイヤーが全員パスをして、手番が1周した場合は場札が流れ、再び新たなカードがプレイされます(1枚だけの制限を忘れずに)。

91で勝っておいて…
緑はなんぼあってもいいですからね。

これを繰り返して、手札を出しきったプレイヤーが現れたらラウンド終了。手札の枚数がそのままマイナス点としてカウントされます。

■遊んだ感想

ドーン!してガーン!するゲームかと思いきや、意外と慎重さが求められるカードゲーム。

枚数がそのまま数字の桁数になるので、「うおりゃあ!1万越えだぞ!!」みたいな大味なゲームかと思いきや、+1枚までしかプレイできない制限があるので、そんなことはありませんでした。むしろ、溜め込みすぎてもプレイできる機会を失ってしまうため、ちょうどいい具合を探さないといけません。

また、場札を1枚引き取るルールがそこに拍車をかけていて、そもそも手札と合わないカードを引き取ることになるのを避けるために敢えて出さないようなシーンすらあります。

ぐぬぬ…と悩みながら、終わり方を考えていくゲームだと思います。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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