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ファラウェイ / Faraway

デザイナー:Johannes Goupy, Corentin Lebrat
アートワーク:Maxime Morin
出版社:Catch Up Games, Engames
プレイ時間:15~30分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

旅人になって、様々な土地に出向き、そこの人々と触れあって、クエストを達成しながら帰ってくるゲームです。テーマはなかなか壮大ですが、やることはシンプルなカードゲーム。

ゲームは8ラウンド。各ラウンドではカードの獲得と配置をしていき、最後に逆順で得点計算をしていきます。

プレイヤーには手札が3枚配られて、ゲームスタート。各ラウンドでは、最初にカードが人数+1枚公開されます。それを確認したら、各プレイヤー手札からカードを1枚伏せておきます。

手札から1枚伏せといて、全員揃ったら「せーの!」で公開。数字の小さい順に場札を獲得。

全員伏せたら同時に公開して、手元にプレイした順番に並べます。各カードには数字が書かれており、直前にプレイしたカードよりも数字の大きいカードをプレイしたプレイヤーは聖域カードを受けとります。

聖域カード。手がかりアイコンがプレイされてると、追加ドローして、その中から1枚を選べる。

その後、プレイしたカードの数字の小さい順に公開されたカードの中から1枚を手札に加えます。全員、場札を手札に加えたら獲得した聖域カードを公開します。

カードの右下が得点。その上に並んでる青い四角のアイコンが得点を得るための達成条件。

これを繰り返していき、カードが8枚並んだらゲーム終了。得点計算に移ります。得点計算する際は、一度手元に並んだカードを伏せます。ただし、聖域カードは公開したまま。 

得点計算時は、最後にプレイしたカードから逆順にカードをオープンにしていきます。カードには得点とそれを有効にする条件が記載されており、オープンになったタイミングでそのカードの得点計算を行います。条件はオープンになっているカードと聖域カードで達成できれば、得点を獲得します。

逆順で公開していき、見えてるカードで得点計算。

得点の中には、カードの色やアイコンを参照して、1つに付き◯点みたいなものもあります。もちろん、これもオープンになっているものだけが対象です。

これを8枚全てに対して行って、一番得点の高いプレイヤーの勝ちとなります。

■遊んだ感想

細工は流々。仕上げを御覧じろ。

カードをセットしていくだけのシンプルなゲームです。基本的には並べていくだけなので、非常にサクサクとしたプレイ感。

しかしながら、効率良く得点を稼ぐためのカードの順番を考慮しなければいけないのが、パズル的な感覚で面白くなっています。

スパイスになっているのが、聖域カードの存在。聖域カードは常に有効になっているため、できる限り獲得していきたいわけですが、そのためには徐々に数字を上げていかないといけない。この縛りが悩ましく、お目当ての場札があったり、諸事情からプレイしたいカードがある場合など、聖域カードをスルーせざるを得ない状況に陥ります。

序盤に仕込んでおいた難易度高めの条件と被るカードは、なるべく置いていきたい。

ライトなゲームですが、程よく悩ましいポイントがあるので、色々な方に受け入れられそうなゲームです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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