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ロミラミ / Romi Rami

デザイナー:Antoine Lefebvre
アートワーク:Fanny Saulnier
出版社:Randolph
プレイ時間:30分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

カードを集めて契約を達成していくラミー系のゲームです。カードは多分4スート、ランクは1~5。

まずは契約カードの山と数字カードの山を準備します。さらに数字カードは各プレイヤーに初期手札として3枚配り、場札として6枚公開します。契約カードは4枚公開しておきます。後は各プレイヤーに任意の数字として使えるオールマイティの星トークンを渡します。

ゲームは複数のラウンドで行われます。何れかのプレイヤーが契約カードを規定の枚数達成したら、ラウンドの最後までゲームを続けて終了となります。

カードは4スートでランクが1~5。同じカードが複数ある。そんだけ。

各ラウンドは時計回りに手番が回ります。手番にできることは『カードを獲得する』か『契約カードの達成』のどちらか。両方を1手番で行うことはできません。

カードを獲得する』場合は、ディスプレイされた6枚の数字カードの中から、同じスートのもの、もしくは同じ数字のものを3枚まで手札に加えます。手札の上限は10枚。

チェリー、クローバー、ダイヤの3を取ったり、ダイヤの1~3を取ったりできる。

契約カードの達成』はディスプレイされた4枚の契約カードの中から条件に合うように数字カードを支払って獲得します。

カードの真ん中に矢印が入ってるのがラン。入ってないのがセット。ダイヤなどのマークは条件ではない。

契約カードの条件はセットとランの組み合わせ。セットとランはマークは何でも良く、指定された枚数の物を作ればOK。セットについては数字を指定されている場合もあります。複数の契約カードを1手番で達成しても構いません。

この契約だとこんな感じに支払う。契約がチェリーなので使ったチェリースートのカードはボーナス点になる。

契約カードにはスートが記されており、達成する時に使ったそのスートのカードは捨て札とせずに、ボーナス点として手元に伏せておきます。

達成した契約カードは手元に置いておきます。複数枚達成したらカード上部が見えるように重ねます。

スートに加えて達成で使ったカード枚数もマジョリティ争いの対象になる。

ゲーム終了後は得点計算。ゲーム開始時に決められたアイコンが達成した契約カードにいくつ存在するかを確認します。それぞれ最大を取っているプレイヤーにはボーナス点が入ります。

カード上部にマジョリティ争いで使うアイコンはまとめて表示されている。

ボーナス点と契約カードの素点を合計して、最終的に得点の高いプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

スピーディーに進むシンプルな契約達成ゲーム。

カードを引くか使って得点化するかの2択を毎回突きつけられるシンプルなカードゲームです。契約の条件がスート関係なしのランとセットの組み合わせなので分かりやすくて遊びやすさがあります。

もちろん、ボーナスが貰えるのでスートを合わせられればより良いのですが、6枚契約達成が思いの外早いため、出来たらいいなくらいに捉えておいた方が良さそうです。

契約カードの達成に使ったランとセットの枚数がゲーム終了時にマジョリティ争いになる所が珍しく感じました。契約カードで2枚のセットを3組作れと言われて、ゲーム終了時に2枚を何組作ったかを争わされるのは、なかなか熱い。

プレイ時間が15分くらいでインストもそんなにかからないので、サクッと回せてしまうのは利点です。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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