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夫とともにいるほどに真の経済的、精神的自立を手に入れたいと思った理由。


前の記事の続きにもなります。

なぜ、私が自立に拘るのか。

本来、自立したもの同士がそれぞれ自分の足で立っていられるのが理想です。


自然に順当に親から独立し、健全に自立してこれた人にとって、この思いはむしろ不思議に感じるかもしれません。


が、私は独身で働き、ひとり暮らしをしていても、大きな不安を常に心に抱え、怯えて日々を過ごしていました。


上っ面だけの大人の姿であり、健全に自立しているとはいえない内面の状態がありました。


自分軸がなく常に不安。


自分に何か言ってくる人がいたならば、気に入られなくちゃ、嫌われてはいけない、悪く思われたらいけない、体調もいつもどこか悪くてネガティブ思考。


自分も人も恐れながら生きていました。


自分はどう感じ、どうしたいのかなんて感じる暇もなく自動的にその人に、その場所に、その環境に迎合しようとしていました。


自我が育っていない。


他人軸で動いている。


自分自身を尊重していない。


自分責めしてしまう。



生きづらさの根源です。


自分に心が集中するあまり、視野が狭く、全体を俯瞰する余裕がないので、そういう状態のとき本人は頑張っていますが、クオリティの高い判断はでき難い状態にあります。



その生きづらさに翻弄されながら、少しずつあらゆることを学び、なぜ自分がそうなったのか、どうすれば大人になってから自我を取り戻せるのか、そういうことを手にしはじめ、実践して変わりはじめた矢先に今の夫と再婚しました。


視野が少しずつ少しずつ広くなり、それまで見えなかったことが見え、自分の主観ではない真実の姿に、気づいていくことが増えていきました。


夫は結婚前、会社の退職手続きなどでバタバタしている私に「私を優先してほしい」とはっきり言いました。


いまや本人は覚えていないかもしれませんが(笑)、私はその言葉を重く受けとめました。


実際、夫は私が予想するよりも家庭的でないというか、日々忙しく国内海外へ常に移動していたい人でした。

表面的には私とは全く逆の生き方にみえますが、この人も私と同じネガティブな経験があるからこそ、人並み以上に社会に自分を役立てたい、活かしたい、という思いが強いからだと理解するようになりました。

私は経済的、精神的にも守りができて安心が増えればこそ、どれだけ夫に与えてもらい、体験や目に見えるものが豊かになっても、目に見えない豊かさ、自分で作り出し、自分の頭と身体で汗をかき、冷や汗をかいて手に入れた充実感は違う、ということを感じとるようになりました。

・人に与えてもらったもので満たされる喜び


・自分で作り出したもので満たされる喜び


この2つは別物で領域が違う。


この両方をバランスよく、受け取り与えて循環していったとき、はじめて真の自信、真の自立、健全な大人として、他者に良い影響を与えられのだろう、と感じます。



私は今月からEQ(心の知能指数)を新たに学び、真に社会に役立つ大人として動けるよう、心の汗を、冷や汗をたくさんかきながら、在りたい姿を手に入れていきます。


お読みいただきありがとうございます。

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