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子どもたちは優しさを知っている

人は余裕が無いと自分のことしか考えられなくなる。と、自分自身の経験から思っています。

色々な意味で余裕のない職場環境で、責め合ったり攻撃し合ったりする大人たちを毎日見ているのですが

そんな中でも子どもたちの優しさに毎日救われます。

夕方、ヘルプで他クラスに入っていたのですが、ほとんど関わったことのないクラスの子と一緒におままごとをしていました。

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その子がおもちゃの食べ物をたくさんお皿に乗せて振る舞ってくれたので

「たくさん作ってくれてありがとう!じゃあ飲み物準備しておくね」とコップを並べました。するとその子が

「僕はコーヒー、先生は牛乳ね」と言うので

「え!コーヒー飲めるの??すごいね!準備するね」と答えたら、またその子は

「違うよ。コーヒーは苦くてすっぱいから、僕が飲んであげる。先生は牛乳飲んでいいよ」と言いました。

ズキューーーーーーーーーーン…

優しすぎませんか。

人手不足で連日怪我を防ぐ保育しか出来ず自己嫌悪になりながら迎えた夕方だったので、本当に優しさが染みて思わずうるっとしてしまいました。

「人には優しく」と大人たちが子どもたちに教えているけど、本当に優しさを知っているのは子どもたちの方だと思います。

ありがとう。

いつも私にいろいろなことを教えてくれて。

明日もまた笑顔で楽しみます!


ミスチル先生

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