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美術館紹介 No.6:ホキ美術館

どうも!まいたくです。

今回は美術館紹介企画第6弾!ということで、、、
「ホキ美術館」を紹介します!!

訪問時、めちゃくちゃいい天気でした!(^^)

◇美術館 概要

1.基本情報

・所在地:千葉県千葉市緑区あすみが丘
・開館:2010年
・美術館HP:

2.概要

今回は、千葉県の千葉市にある「ホキ美術館」を訪問しました!(^^)/

有名な美術館ですので、ご存じの方も思いますが、、、
ここ、他の美術館とは違う、ある絵画に特化した美術館なんですよ。

なんだと思います??
それは、、、

この、ホキ美術館は「世界でもまれな、写実絵画専門美術館」なんです!!

、、、、!
、、、!

、、ん??

、、、、多分、ここで「おーー!!すげー!!」って、ならないですよね、、(^^;)

だって・・・
ご存じの方 → 「そんなん、知ってるよ!」
ご存じない方 →「写実絵画って、なんだよ!」
、、って話ですよね、、恐らく(^^;)

なので、「写実絵画とは」から行きます。
写実絵画とは「見たままを、そのまま忠実に描くこと、を基本にした絵画作品」です。

これでOKですかね。ということで、改めて・・・

この美術館の作品、マジで凄いですよ!
多分、本物より本物です・・

どれくらい凄いか一例を。

凄くないですか??これ、絵画ですからね!
※ちなみに、こちらは、今回の訪問時には未展示でしたが、以前訪問した際に展示されていた絵画の一部です。

このクオリティの絵画コレクションが、地上1階~地下2階という広いフロアにとても綺麗に、そして非常にたくさん展示されております。

私まいたく、声を大にして言います。

この「ホキ美術館」、一生のうちに、最低でも一回は行った方がいいです!
凄すぎて、鳥肌立ちますよ!多分、、、

また、それだけでなく、この美術館の外観も凝っておりましてですね。
↓こんな感じ

こちらはWikiさんの画像を拝借したのですが、ギャラリーの一部分が宙に浮いてるんですよ(^^)

館内で鑑賞していると実感がわかないかもしれませんが、こういった感じで、至るところに凝っている箇所があるのも、この美術館の魅力でもあります。

ホント、すごっく、センスを感じる美術館です(^^)

※ちなみに、これは写真ですからね。。絵なのか写真なのか、わからなくなるわ・・('Д')

ということで、私まいたくが気になった作品を、数点紹介します!

ではいく!

◇注目作品

1.存在の在処 - 石黒賢一郎

「ホキ美術館」の作品は全て凄いのですが、私が特にこの作品が素晴らしいと思ったのは、とにかく、隅々まで正確に描写してるんです。

近くで観ても「本当に絵画か?」と思うほど、実物に忠実ですし、よーく観ると、黒板にうっすら書いてあるラクガキも再現してるんです。

ぜひ、ご来館頂き、隅々まで眺めて頂きたい作品です。

2.信じてる - 三重野慶

これも、凄い作品でした・・
何度も言うように、コレ、絵ですからね。

髪の毛も一本一本丁寧に描かれているし、なにより、私が凄いと思ったのは、目です。

目の中に映っているものまで、緻密に描かれてるんですよ。

そこまで描きますか?ってところまで描かれているので、本物以上に本物に見えるんでしょうね、、、すごっ・・

3.神仙沼 - 保木政夫氏に捧ぐ - 野田弘志

これも、凄かったです。

こちらの作品の凄さは、とにかく大きいんです。
本物そっくりに描かれているにもかかわらずに、です・・(^^;)

題名にもある「保木政夫」氏は、このホキ美術館の創設者で、氏のご存命中に完成が叶わなかった作品だそうです。。

雄大な自然を題材にした作品だからかもしれませんが、そういったお話を聴くと、さらに、何か執念めいた、鬼気迫る雰囲気を感じてしまいますね・・

この作品も必見です!

4.細胞融合増殖制御装置(Injection Devices) - 石黒賢一郎

最後は、こちらの作品です。

この作品は二つの写実絵画にカプセルのような装置をかぶせ、それぞれの装置を複数の管で繋げています。

近未来の雰囲気を醸し出している作品ですので、写実絵画というよりは、もはやそれを超えて、近い未来に遭遇するかもしれない光景を、現実よりも先に経験しているような雰囲気になります。

ちょっと、恐ろしさすら感じる作品です(^^;)

こちらの作品を含め、Injection Devicesシリーズの世界観は作家の石黒さんの公式サイトで確認が取れますので、ご興味があればこちらも覗いてみてください。

◇おわりに

はい!ということで、今回は「ホキ美術館」をご紹介させて頂きました(^^)

今回は、通常とは少々毛色が違う美術館のご紹介となりましたが、本当に素晴らしい作品が揃っています。

なんていうんでしょうね・・・

システム関連の仕事に携わっている、私まいたくが言うのも、なんか変なのですが、、

本物に似せて、何かを表現するというのは、生成AIだったり、フェイク画像や動画といった技術なんかで、ある種、現実世界に浸透し始めていると思うのですが、写実絵画は、そういったモノとは決定的に違うんですよ。

やはり、生身の人間が、少なくとも半年、長いものであれば数年を費やして、心血すら注いで、描き上げた作品だと思いますので、どの作品も命があるように感じるんです。

写実絵画に描かれているものは、柔らかいものは柔らかく、硬いものは硬く、そして、温かいものは温かいし、冷たいものは冷たいんです。

視覚を通して、触覚にまで刺激してくれる感じがします。

そこが決定的に違うのかなと。

これは私だけの感覚なのかもしれませんが、もしみなさまが、この記事をご覧になり、そして興味を持たれたのであれば、ぜひ、一度このホキ美術館にお越しください。

そのうえで、同じ感覚を味わって頂くことが出来るのであれば、私はとても嬉しく思います(^^)

ということで、次回は、どこの美術館に行こうかな。
まだ、決めていませんが、どこか訪問した際に、また投稿しますね。

では、また!

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