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自分の答えを作るコツ

こんな方向け

やりたいことや成し遂げたいことはあるんだけど、いまいち努力の積み重ね方や目の前の一歩が踏み出せない。何かを続けてるんだけど芽が出ない。今年こそは!と毎年始めに言い出して、年の半ばに「今年もかー」と嘆く。
ボク自身の経験を元に、「自分の答え」を作って努力を踏み出す一歩のコツを記します。以下、こんな方に捧げます。

  • 発信者(音楽/アート/ライブ配信/動画作成/その他制作)

  • 目標はあるんだけどなんとなくどうしたらいいか分からない

  • 努力はできるんだけど、いまいち伸びない

  • 「まだ俺は本気じゃない」これから突き抜けるんだ!と鼻息荒い

  • 「自分にはセンスはないのでは?」と何かを諦めかけている

あくまでコツです。考え方です。ほんの少しのきっかけで大きく変わることもあります。それではいきましょか。

やはり王道「うまくいってる人をまねる」

ただ真似てうまく行くなら誰でもうまく行く


もうこれが鉄板なんですが、これも言葉のまま真似てもやはりうまくいかない。真似る部分は方法/手段じゃなくて、そのやり方が「なぜ」うまく言ったかの部分まで掘り下げている人が少ない。
当然ながら何かを成し遂げた人は必ずと言っていいほど「努力」をしています(本人がそれを努力と思っていたかどうかは別として)。
うまく行っている人の努力の仕方って、


  • その努力なら寝ずにでもずっと続けられる

  • ほんの少しの時間で大きな効果がある努力の仕方

  • 結果を実感しやすい(モチベーションが保たれる)努力の仕方

  • 自分のダメなところと正面から向き合える努力の仕方

  • ゴールを想像させる努力の仕方

だいたいこんなところではないでしょうか。
とかく何かを参考にするのは王道なんですが、「それがなぜいいのか?」「自分には合っている(自分の足りないところと向き合える)やり方なのか?」を掘り下げましょう。一生懸命考えましょう。考えるなら誰でもできます。お金も学歴も関係ないです。「自分の答え」を見つけられればだいたいのことはうまくいきます。

「間に合わないことはあるかもしれないが、出来ないってことはそこまでたくさん存在しない」ぐらいの気持ちで。

こども向け最強

少し脱線。
ジャンルは絞られますが、何か始めるときは子供向けの教則を参考にするのもオススメです。大人向けの「〇〇入門」って本は結構な割合でビジネスだったりするので、見極めが不得意な人は子供向けを参考にしましょう。

たとえばですが、英会話も大人になってやり直すなら、子供向けの英会話から入る。ABCの歌あなどってはいけません。難しい小説や映画の翻訳に挑戦するより海外の絵本を翻訳するところから。

かんたんすぎるよーって声もあがりますが、子供の英語が分からないとやっぱり大人の会話はできません。
ノウハウ収集や形にこだわりがちな方は参考に。

真似するのに一番邪魔なもの

プライドでしょうか。人様の何かを参考にするときには
「教えていただく」ぐらいの気持ちが大切。
これがまた難しいケースも多くて。

自分よりちょっとうまく行っている人のやり方とか悔しくて参考にできない人が多い。ライバル視するのはわかるけど実際うまく行ってるんだからしょうがない。もしあなたにとってライバル的な人がいるのであれば、悔しさをバネにできない限り、悔しさを僻みでしか消化できない。それじゃあ流石に一生追い付けないし、追い抜くチャンスはやってこない。

そう。うまく行っている人を参考にするっていうのは何も有名人だけじゃない。自分より稼いでいる人/自分より歌がうまい人/自分よりフォロワー数が多い人/自分より人気者(とアナタが勝手に思って)いる人/自分より幸せそうに過ごしている人(そしてそうなりたいと心の底では思っている人)、これがすべてそうなんです。

結果を人と比べるのはあくまで何か結果を具体的に評価したりするためのもの。成長したければ結局のところ人と比べたときに湧き上がる嫉妬や羨望、これはハッキリ言って邪魔。努力の方向がねじ曲がります。大概のケースは自分よりうまくいってる人は「自分より早く始めた人」「自分より努力を積み重ねた人」「自分が活きる環境を(周りの力もあって)整えた人」
ほーら勝てるワケないじゃん(笑)

もちろん「うまく行っている人」の定義は人それぞれ。いいじゃないですか「自分の定義」を持てば。誰に認められなくても、自分が心の底から思う目標であればそれがアナタの生き方なんですし。
そういう芯の持ち方をしないと、時代や環境、自分を取り巻く人たち次第で自分の幸せがコロコロ変わる。そんなものは真面目に毎日楽しく生きていたって変わる。

そう思うと周りから吸収できることは今の時代のおかげもあってたくさん転がっているでしょ?

さらに倍!これも参考にすれば答えを作るスピードが倍増。

前段長くなりましたが、ここからが本命かも。

うまくいってない人のやり方を避ける

正解は作れないけど、不正解を避ける方法ならボンヤリしてるけど答えを作るスピードが加速します。

ボクは以前にアマチュアミュージシャンとして地元でライブ活動をしていました。いい音を奏でたい、いいライブがしたい。もちろん具体的にどうしたらいいか?も一生懸命考え続けてましたが、もう1つやったことがありました。

いろんな人のライブや演奏を見まくりました。そこで「いやこのMCは寒いだろ」とか「この奏法はもっとハッキリしないと演奏がぼやける」、「この曲順からのアンコール?うそだろ?」と「自分なら違うわ」をたくさんたくさんかき集めて、そこは避けるようにしました。もうそれはノート何冊分も。

ただここで勘違いしてはいけないのは「評論家になってはいけない」ということ。だって自分も成長途中だし、やってる人もその人の正解でやってるんです。いいんですそれで。どっちが上だとかもう関係ない。あくまで「自分の答えを作る」ための消去法の材料とするだけ。そしてその部分は自分には取り入れないけど、その人自体を否定してはいけない。不毛です。

そしてそれをその人に安易に伝える必要もありません。
はい。おせっかいです(笑)
相手が求めてきたら伝えればいいですが、人のアドバイスなんて基本お互いの信頼関係が前提なので、何をもって信頼があるのか?は何事も一歩立ち止まる必要があります。外野の声なんてほとんどがおせっかいです。

何かを発信する方向けのフレーズにはなってしまいますが、基本いかに「人の感情を動かせるか?」の勝負になります。なので自分が見ていて負の感情を抱いたらそれも参考にする。勉強させてもらう。
思えば、ビジネスでもそうですよね。いかに自分のサービスを取り入れてもらうか?は人の感情を動かさないことには始まりません。

そう考えると、「うまく行っている人」「うまく行ってない人」全部が自分の答えを作るためのヒントになります。SNS上を見るだけでも、自分にとってはそのどちらかなんですから。

まとまるか分からないがまとめ

ざっくり要点書き出します。

  • うまく行ってる人を参考にするときは「なぜ?」まで掘り下げて

  • 自分より「ちょっとうまくいってる人」からも謙虚に学ぼう

  • 「うまくいってない人」からも敬意をもって学ぼう

  • 「自分のこたえ」を持とう。周りを気にせず自分の中だけに秘めておけばいいから

何かに行き詰っている方、これから何かを成し遂げたい方の参考になれば幸いです。



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