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日プS1にハマり、デビュー前に一度離れ、1年経って舞い戻ったJAMの話。

2019年のある日のこと。


韓国で大人気だったPRODUCE101を日本でやることを知った。

元々ケーポペンな私。ワナワンが誕生したPRODUCE101 season2と、IZ*ONEを生み出したPRODUCE48は履修済みだった。

生まれてこの方日本から出たことがないため投票権は無かったものの、韓国の練習生たちを本気で応援していた。

だからこそ正直最初は(あのレベルを日本でできるのか?)という気持ちだったし、あまり賛成ではなかった。


とは言え、(日本でやって、投票権もあるならせっかくだし見てみよう)とも思った私は、毎週欠かさずGyaOを訪れていた。


何だかんだでいつの間にか101人の名前を覚えていた。

自分も合宿に参加しているのかと錯覚するほど彼らの夢を一緒に追いかけたし、応援していた。

これはほとんどの国プが同じだったと思う。



日プ期間中のことを全て書いてしまうと長くなってしまうから、ちょっと端折る。



ちなみに言うと固定のワンピックは作っていなかった私だけど、最終投票はスカイに入れた。

なぜなら最終回前最後の順位発表式、ずっこけた末に「されどポーカーフェイス」と歌って見せたスカイが、妙に印象に残ったから。

それで投票したの?って思う人もいるかもしれないけど、まぁ、きっかけは色々あるよね(無理矢理)。

そんなこんなで、最後に投票したスカイも無事にデビューすることが出来た。



JO1か。どんなグループになるかな。応援していこう。

そう思った。


はず。



ここで私の悪い癖が出てしまった。


先述通り、私は韓国のプデュ履修済み。

しかし、そこからデビューした子達を応援したことは無かった。

私が好きなのは『PRODUCE 101』なのであって、デビューしたグループにはどうしてものめり込むことが出来なかったのだ。


例に漏れず、私はJO1から離れてしまった。

当時の私に声をかけることが出来るなら、こう言うでしょう。

「早急に戻れ!!!!!!!!!!」



JO1から離れた私が何をしていたかというと、元々ハマっていたK-POPの沼に惜しみなく浸かっていた。

推しグループがワールドツアーを行い、供給過多なTLを毎日ニマニマと眺めていた。

そんな日々を過ごしていたら、いつの間にか年が明けていた。



色々な意味で波乱の幕開け、2020年。

余談だけど、子供の頃より時の流れが早すぎる。



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1月13日、YouTubeのオススメにJO1が出てきた。

タイトルには「新成人のみなさま、おめでとうございます!」の文字。


私も新成人だった。

動画を開けば、スーツを着てかっこよくキメて立つ拓実が見える。そういえば同い年だった。

そうか木全たちはまだ未成年なのか、カルボナーラいっぱい食べな〜。

久しぶりに目にしたJO1の姿に、色々な感想が出てきた。


さぁ、読んでくださっている皆さんはこう思っていることでしょう。

「ここでJO1に戻るのかな?」



残念、まだ戻りません。

なんでここで戻らないの私…。



それはさておき、成人式を終えた私。

式前日にやっと20歳の誕生日を迎え、合法的にお酒を飲めるようになった。

3月には推しのコンサート。夏にはオリンピック。

友達と飲みに行ったり、旅行もしたい。

2020年はキラキラした1年になるかな。



なんて思っていたのも束の間。

皆さんご存知の通り、新型コロナウイルスが蔓延し始めました。

コンサートは中止、オリンピックも延期。

飲みに出るどころか友達と会うことも出来ず、家に引こもる毎日。

気が滅入ってしまいそうだった。


そこに飛び込んできた、推しグループから立て続けにメンバー2人分の熱愛報道。

反社との繋がりもあるのでは、などの内容だった為、ファンたちは推しに説明を求めた。

そして推し2人とも、逆ギレ。

意識が飛びそうになる私。

普通に説明を求めただけなのに、「訴えるぞ」とまで言われてしまった。

アイドルから訴えるって言われたオタク、今までにいる?



コロナ禍で現場もなく、楽しいことを見つけられなかった時期。

そのせいで良くない部分ばかりが見えてしまっていた。


結局、その後推しに気持ちが戻ることは無かった。

推し事はなくなり、オンライン授業とバイトに明け暮れる日々。

8年応援していた推しへの気持ちが無くなり、心に穴が空いたようだった。


そんなとき、バイト先の先輩に「面白いよ、夜中とかずっと見ちゃう」とTikTokをオススメされた。

元々インスタのリール機能を使って動画を見ていた私が、ハマらないわけは無かった。



さぁ、ここまで読んでくださった皆さんお待たせしました。

JO1の時間です。



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TikTokを利用し始め、3日ほど経った日。

いつものように動画を見ていると、JO1のShine a lightのMVが流れてきた。


おっ、JO1じゃん。久しぶりに見たなぁ。

曲調好きかも。キラキラした感じ良いな〜。

見てない間に皆かっこよくなってるな〜。


最初はそんな風にしか思わなかった。

とりあえず「いいね」は押す。


翌日、寝る前にまたTikTokを開く。

すると出てくるJO1。

またShine a light。

「いいね」を押す。


これが数日間続き、私の中のルーティンになりつつあった。

じわじわと、私の心にJO1が入り込んできていた。


TikTokはAIが使われており、「いいね」などから利用者の趣味を判断してオススメの動画を出してくる。

この数日間、ほぼJO1に関する投稿にしか「いいね」をしていなかった私。


オススメ欄はいつの間にかJO1で埋まっていた。

むしろ自ら「JO1」「白岩瑠姫」と検索するようになっていた。

TikTok以外でもそれを検索するようになり、11月28日、私の画像フォルダに、初めてJO1の瑠姫が保存された。

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私の出戻りの入口は、瑠姫だった。

小学生の頃ジャニオタだった私だから、瑠姫から戻るのは妥当だったのかもしれない。


このまま瑠姫を推していくのかと思いきや、いつの間にか画像フォルダは純喜で埋め尽くされていた。

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純喜の力強い歌声にハマってしまったのだ。

久しぶりに見たら日プの頃よりもっとかっこよくなってるし、痩せたし、歌上手くなってるし、バラエティー力も上がってるしetc…


こうなってしまえばもう早い。

そもそも日プを見ていたから彼らがどんな人なのかも分かっていたし、あとはもう曲を聴くだけの状態だった。


毎日JO1の曲を聴いていたけど、少し経ってからsafety zoneの動画がおすすめに出てきた。


safety zoneか、ちょっと見てみよう。


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「木全首絞めやっっっっっっばぁ」



いや、色気やばくない?君そんな子だったの?


日プのときは分量少なすぎて気づかなかったよ!!!!!!!!



皆さんご存知の通り木全は日プ時代の分量がめちゃくちゃ少なかった。


そのせいで私は木全のことを全然認識していなかったし、

JO1にハマってからデビュー評価のyoungを観て

「あ、木全ってyoungだったんだ」

と思ったくらいだ。

(どんだけ認識してないの私)


そんなこんなで無事じゅんきまJAMへ進化。

もう本当に日プのときに木全に投票し続けてくれた国プに感謝しかない。

おかげで私は木全を推せている。

ありがとう、木全と木全の国プ…。




そうしてShine a light期からJO1に戻ってきた私だったが、今思えば良い時期に戻ってきていたのかもしれない。


11月末にJO1に出戻り。

12月2日、FNS歌謡祭にJO1が出演。

12月4日、純喜のTHE FIRST TAKE公開。

12月6日、MAMA出演。

12月11日、JO1&JAM結成1周年ライブ配信。

12月19日、JO1 1st concert。


年末にかけての怒涛の供給により、私はまんまと沼から抜け出すことが出来なくなっていた。

というか、私の出戻り後最初の供給だったFNS歌謡祭が終わった翌日、私は既にJAM会員になっていた。


7歳からアイドルのオタクをしてきた私。

一度気になったら抗えないことは分かっていたので、素直に貢ぎ始めていたし、

年明けには完全なるJAMになっていた。


貢ぎ癖のお陰で部屋には着々とJO1のグッズが溢れ出していたし、Burn to be wildでは木全とのヨントンに参加することも出来た。



コロナ禍で自由がなかった時期。

それでも楽しかったのはJO1がいてくれたからこそだし

完全新規という訳ではなく「出戻り」という訳の分からんハマり方をした私でも、とても暖かく迎えてくれたJAMがいたからだった。


祥生が言っていたようにこの世に永遠は存在しないけど、できるだけ永遠を願いながら

私はこれからもJAMとして過ごしていくでしょう。

オタクって永遠願いがち。


JO1とJAMで、必ずトップに行こうね。