2022年 何が起きたのか
こんばんは。ご無沙汰しておりますMikuです。
現在自宅療養中。こんなことがなかったらnoteなんて開かなかったと思う。2022年は心の余裕を持ちバランスを大切にするだなんて語っていた。だが振り返ってみるとかなり理想論に近いことを語っていたのだなと感じる。
学生を卒業し名古屋を離れ上京し、色々ものを手放して果たして私に残されているものとは何だろうか。そんなことを考える日々。振り返ろう。
▶上京前:国試に落ちる
国試って学生にとっては4年間のラストスパートみたいなもの。頑張っている人は頑張っていた。当の私はというと、ライターやスタートアップで多忙な毎日を送っており勉強は二の次という感じ。真剣に勉強し出したのは実は年明け。1月は仕事をほぼ全てストップさせ1日中勉強していた。勉強しなかった人が勉強したわけだから点数が取れるのは当たり前。7割近く取れるようになってもそんなもんでしょと感じていた。当日は7割は取れなかったけど悪くはなかったし落ちるとは思わなかった。卒業式当日結果が開示され不合格であることがわかった。でも今すぐ国家資格が必要というわけではなかったし勉強もそんなにしていなかったから悔しいという感情が湧かなかった。
勉強は楽しいものだ。東大医学部卒の河野さんがおっしゃる通り「勉強はコスパ最強の遊びだ」その通りだと思う。知らないことを知って損はない。仕事や日常生活において必要な思考力や柔軟性を身に付けることができる。だから私は勉強は苦ではない。でも資格のための勉強は苦になることがある。資格を取得するための勉強時間は果たして人生を豊かにしてくれるのか。河野さんが資格マニアになるにつれ資格を持つことの必要性がわからなくなっていた。
果たして現在の私に資格は必要なのか。その答えは今年度の国試受験後に考えてみようと思う。
▶上京編➀:自分の求めていた生活
名古屋でヴィーガン生活をしていた時の1番の困りごとは外食だった。リサーチしても情報がヒットしてこないのもそうだけどヴィーガンに偏見を持つ人が少なからずいた。ヴィーガンに未知な友人たちが悪いわけでもないから何とも言えなかったのだけれど、東京に出てきてからは全てが解決された。正直、名古屋で生活するよりも東京での生活の方が楽ではある。
ヴィーガンを売りにしていなくてもそれっぽいお店は歩いていれば見つかる。ヴィーガンでない人に自分の食志向を打ち明けてもすぐに理解を示してくれる。普通のスーパーや薬局に大豆ミートやヴィーガンのレトルト商品が置いてある。同じ食志向を持つ友人たちに出逢えた。
当たり前の日常がとにかく楽しくて過ごしやすい。東京はそんな街。
▶上京編➁:スタートアップを辞める
2022年の大きな変化はスタートアップを辞めたことかな。スタートアップのために上京してきたのに私はスタートアップを辞めてしまった。東京にいる理由を失った。
私が所属していた組織が今どのような状況かは知らないけれど、私が辞めると決意したあの頃の組織は正直組織として崩壊していた。その要因はいくつかあるけれど、私がその組織に存在していたことも要因だったように思う。組織崩壊の要因として全てに共通していることは組織に関わる「人」の存在に何かしら問題があるということ。もちろん私だけではなく他の人の存在を分析しても結局誰かしらが問題を抱えていることになる。誰かを責めることでもない。
辞めると決意した理由はいくつかある。その中でも人から告げられて気付いたのは”自分が組織の価値観に合わなくなっているということ”と”自分の能力が組織で発揮できる環境にいないこと”この2つだ。
人が異なる価値観を持っていることは当たり前なのだけど、自分が大切にしている行動規範を組織の価値として明文化できるものでもないし組織の価値観とすり合わせることも難しい。相互に曖昧な関係である限り、私は自分の能力を発揮することはないし自分が苦しい想いをするだけでそこに時間を割いていることに無駄を感じた。
学生の頃から居続けた組織のことをこのように思うのは辛かったけれど、あの頃の私はそうすることしかできなかったし自分を赦してあげたかった。
▶名古屋編:原点であり故郷
名古屋には音楽活動のために通っていたけれど、スタートアップを辞めた私は社会活動の拠点を名古屋に戻した。とはいっても本業を川崎に置いているいるため名古屋に住んでいるわけではないが3年以内には名古屋に戻ろうと考えている。会社にもUターンについては相談済みである。
名古屋にはたくさんの友人たちがいる。大学1年生の頃から現在にかけても仲良くしてくれる合唱団の先輩たち。ビジネスをやるきっかけになった人からビジネスを通して出逢った人、自分のやりたいことに真剣に向き合ってくれた人、自分が羽目を外していた頃に一緒になって羽目を外していた人、みんな名古屋に帰ると暖かく出迎えてくれる。
音楽を再開したのも自分を変えることができたのもビジネスを始めたのも全て名古屋が始まりでありこれからもお世話になる所存。名古屋に帰ってくると初心に帰れる。有難いことだ。
▶結局何がしたいのか
スタートアップを辞めゆるく生きている私だが、やりたいことが多すぎて行動に移せていない本当のところだ。やれていることと言えば飲み歩いていることくらい。正社員として仕事をしなければならないという固定概念から抜け出せない限りやりたいことに対して促進力を持たせることはできない。学生の頃、本当に私は正社員として働くのかフリーランスとして生きるのかと考えていたあの頃に戻れるなら戻りたい。
最近ドラマ「silent」を見ていて主人公紬ちゃんはアルバイトをしながら手話教室に通っているのを見てドラマが伝えたいことからはズレるがこれが紬の生き方なんだ、好きを仕事にして自分と向き合うってこういうことなんだなということを思ったりもした。
ここから先は2023年一発目に考えることとしよう。
メリークリスマス!
Miku
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