「生まれ育った南相馬、外へ出たからこそ気がついたこの“まち”の魅力」|#よりみち奮闘記
はじめまして、MYSH合同会社の伊藤ななと申します。
私は東京での4年間の大学生活を経て、はれて福島県南相馬市にUターンしてきた新卒1年目の23歳です。
今回は、私が本当にやりたかった仕事をやり始めるまでのストーリーを皆さんにお伝えさせていただければとおもいます。
舞台は、福島県南相馬市です。
4年間の東京生活、気がついたことがある
生まれも育ちも南相馬で、都会のキラキラ生活に憧れるミーハー田舎少女だった当時の私。
大学進学の際の選択肢は、「東京の大学」。それ以外ありませんでした。
希望どおり、市内の高校を卒業後、東京の大学へ進学。
しかし、いざ住まいを東京に移し、南相馬を離れてみると、自分のなかに故郷南相馬市に対して特別な想いがあることに気がつきました。
帰省で東京と南相馬市を何度も行き来する中で、
ハイカラなお店がオープンしたり…
住みたい田舎ランキング県内1位になったり…
市内の定住者を増やすために市が新たな取り組みをしていたり…
少しずつ南相馬市が活気付いている様子を目の当たりにしました。
そして、いつの日からか、
「南相馬市が変わっていく姿を見続けたい」
「まちの魅力や活力を高めるまちづくりの仕事がしたい」
という思いが強くなり、就職活動が近づく頃には、就職は南相馬で、という意志が固まっていました。
しかし…
「南相馬市に帰りたい」という気持ちはあるものの、市内ではやりたい仕事が見つかりませんでした。
とても悩みましたが、
南相馬市内から福島県内に範囲を広げ、就職活動を再開しました。
南相馬から離れるか、やりたいことを諦めるかの選択
その結果、いつか南相馬市に戻ってくるという思いを胸に秘めながらも、「家作りはまちづくりでもある」という話に心惹かれ住宅メーカーに入社。
福島県内、白河支店配属となりました。
ただ、勤務開始後も「南相馬市で暮らしたい」という思いを捨てきれず、毎週片道2時間かけて南相馬市に帰る生活を続けます。
この厳しい生活の中で気がついたのは、自分の人生で絶対に譲れない軸として「南相馬」があるということでした。
あなたに合った、良い "まち"はどこにありますか?
東京はいいところです。
ネットで話題のスポットへすぐに行けて、
私のミーハー心を簡単に満たしてくれるところが好きでした。
おしゃれなカフェや、SNSでバスっていた燃えるかき氷屋さんなど、
気になる場所があればとにかく行っていました。
そもそも、私のミーハー心は、今思えば、東京に憧れると同時に、田舎者であることへのコンプレックスから生まれたような気がしています。
ただ、東京での生活を経て、冷静になって考えてみると、私が惹かれたのは東京の「遊び」の部分だったように思います。
私が本当に惹かれていたのは、「暮らしを営む」場所、それは生まれ育ったまち「南相馬」でした。
東京は良いところ。でも、私にとって、南相馬はもっと良いところです。
南相馬では、一歩外に出れば、海、山、川、田んぼがあり、豊かな自然を感じられます。
馬事文化が根付いている土地で、馬を飼っている家が多く、普通では見慣れない南相馬特有の雰囲気・景色があることろも好きです。
田舎といっても、不便な田舎ではなく、お店がたくさんあるので衣食住に困ることはありませんし、電車1本で仙台や東京に遊びに行けるアクセスの良さも魅力的です。
コンビニの店員さんがすごくフレンドリーだったり、
近所のおばちゃんに挨拶しただけで野菜や果物の物々交換が始まったり、
犬を散歩していると知らぬ間に飼い主のコミュニティーができていたり、
人と人の心の距離が近いところも好きです。
新卒一年目で勤務開始後わずかではありましたが、ある時から自分のなかにある南相馬への想いが溢れてきて、転職活動を考えるようになりました。
そのなかで、南相馬市に支社を構えて、南相馬市でまちづくり事業を手がけるMYSH合同会社と出会いました。
不安よりも楽しさ、ワクワクが勝る転職
「新卒4ヶ月で仕事を辞めるなんてリスクが高い」
「キャリアにキズがついてしまうのではないか」
そんな不安や懸念よりも
「大好きなまちでやりたい仕事ができる」
というワクワク感の方が勝りました。
ワクワク感に身を任せ、思い切って履歴書を提出。縁あって、入社することができました。
社会人1年目。MYSHに入社して1ヶ月。
日は浅いですが、ただここに住んでいた時よりも南相馬に詳しくなっています。
南相馬のいろんな顔を知ることが、仕事をしていて一番楽しく感じる瞬間でもあります。
推しの新たな一面を知ると嬉しくなりますよね。それと似た感覚です。
そう考えると、私は、南相馬オタクなのかもしれません。
自分に合った土地を見つける、それ以上に最高なことはない
どんな生活がしたいかというのは、結局は人それぞれです。
私はそんな南相馬が大好きですが、そこが苦手という方ももちろんいるでしょう。
私は幸運にも自分に合った土地の移住相談窓口の一員として、南相馬市と人々をつなぐお仕事をさせていただいております。
だからこそ、今後は南相馬に興味を持ってくださる方々に対して、このまちの魅力発見や移住のお手伝いを全力でしていきたい。
東京も地方も経験した私なりの視点を大切に、南相馬市のまちづくりを邁進していきたいのです。
最後にはなりますが、このnoteを読んで下さっているみなさんが、自分に合った土地に巡り会えることを願っています。
まだ、自分に合った土地に巡り会えていないという方は、ぜひみなみそうま移住相談窓口よりみちに遊びに来てください。
大好きな南相馬の魅力をご案内させていただきます。
ここまで記事をお読みいただいた皆様、ありがとうございます。
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