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初めての地方ぐらし・初めての南相馬#地方暮らし体験PG

はじめまして!
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部1年の金城徹大です。
今回、「地方暮らし型」体験プログラムに参加し、福島県南相馬市に2泊3日で滞在しました。

新たな発見があった南相馬での3日間をこれから綴っていきたいと思います。


1.南相馬市を知ったきっかけ

僕が南相馬のことについて知ったのは、大塚のSo-Laで行ったイベントがきっかけでした。
そこでは、南相馬の東日本大震災からの現状と、起業家の誘致に力を入れていることについて学び、そこから南相馬をより良くするための提案をグループで考えるというイベントでした。


So-Laのイベントの様子

最初のイメージでは正直そこまで魅力的だとは思っていませんでした。

「田舎すぎて何も何じゃないか」
「起業家に力入れていても住みにくそう」
などマイナスなイメージばかりで、特別行きたいと思える場所ではなかったです。

しかし、イベントが終わり、実際に南相馬に住んでいるMYSHの方とお話したときに、めっちゃ楽しそうに話していたんです!
その時に「行きたい!」と直感が騒いでいました。

8月によりみち代表の後藤さんからこの体験プログラムの件をお聞きし、ぜひ行きたいと思い今回のプログラムの参加に繋がりました。

2.体験プログラムの内容

今回はこの体験プログラムに同じ学部で仲良しな3人で行きました。
自分たちの学部は1年が全寮制なため、仲良しの友人みんなで一緒に朝5時から車で向かいました。

1日目

着いたらまずは腹ごしらえ!ということでお昼ごはんを食べに行きました。

行ったお店はお食事処「田原食堂」。
食べたのはみそ味野菜ラーメンで量が多く、朝から車の自分たちにはピッタリのお昼ごはんでした! 

次はMYSHの松野さんと原町ドライブ♪
ロボットのテストフィールドを見たり、広大な太平洋を見たり、公園で滑り台を滑ったり、桜井古墳に行ったりと自然とたくさん触れ合いました。

特に古墳は人生で始めてみて古墳がすごい!
想像よりも、景色がきれい!というのが、正直の感想です。 

景色が綺麗すぎて仮想弾き語りする友人

こんなに1日で色んな場所に行ったのですが、この日一番の衝撃は夜ご飯なんです!

お酒とごはん はなぞのというお店に行きました。
ここでは新鮮なお魚が魅力的なお店で自分はアジフライを注文しました。
店内も「絶対にうまいやん」というような雰囲気で楽しみでした。

もう写真見ただけでも美味い!
身もホロホロでお世辞抜きに1番美味しいアジフライでした。
ぜひ、南相馬に来た時は食べてください!

 

2日目

間に合わない!

この1言から始まった2日目。7:30に集合なのに準備し始めたのは7時で間に合うはずがないですw

急いで準備して着いた先は畑!

畑での収穫作業はまさに小学校を思い出すような懐かしい作業でした。
ここで収穫した野菜は今晩の鍋の具材になるとのことでたくさん美味しい野菜を採りました。
MYSH畑で採った野菜はピーマン・なす・パクチー・大根・小松菜でした!

その後は地域のマルシェに行ったり、コワーキングスペースNARUに行ったりと南相馬市の日常を楽しみました。

1日の終わりは人生で2回目の乗馬でした!

みんなで体験した乗馬からの眺めは、太陽がきれいでいつも東京にいてすさんだ心が洗われた気分でした

乗馬で民家を一周して終わりかと思ったら、まさか野馬追で実際に付ける甲冑をつけるという貴重な経験をさせていただきました

一式を着て背中に旗を刺すと重い!

これで競技やるの⁉と疑うほど動きにくかったんです!
これは皆さんにも一度体験してほしいと思いました。 

この後はみんなで朝に採った野菜を使って鍋パーティー!!
実はこのプログラムの最後の夕食もあってMYSHのみなさんと一緒に食事でした。
もう実家感満載で鍋と人で心が温まりました

3日目

この日は最終日。

朝から喫茶店で気持ちの良い朝を迎えました。
店の雰囲気にあったホットミルクとトーストで体を起こし向かった先は、鹿島という南相馬のなかでも上の方に位置する地区です。

鹿島を見たときの第一印象は「1番栄えてないかも…」と思いましたが、
実は3つの地域(鹿島・原町・小高)の中で1番昔ながらのお店や景色が残された地区でした
3区それぞれが異なる町の特色を持っていて、そこが面白いと感じました。

鹿島では、みんなで鹿島御子神社に行きました。
ここでは神社の方にお祭りや震災の話などを聞き、鹿島の県民性について触れることができました。 

これが終わればもうあっという間にプログラム終了です。
アウトプットの時間ではみんなで紙に心に残ったことなどを書くのですが、その時間は振り返りとしてとてもいい時間でした。

それぞれ楽しかったこと・心に残っていることが違く、南相馬にいる時間をもう一度共有している気分でした。

3.印象に残っていること

僕が1番印象に残っているのは小高パイオニアヴィレッジです

ここは小高の起業家を支援している場所で、実際に訪れたときも何人か作業している方がいました。

僕たちもアントレプレナーシップ学部に通っていて、起業家になるために学んでいるからこそ、とても親和性がありました。
それこそ、大塚のイベントに行ったときに話に聞いた起業家支援が「これか!」となるような場所でした。
しかも、内装がめっちゃいい!!
今まで見てきたコワーキングスペースで1番素敵な空間でした。


起業家たちが集まるコワーキングスペース・小高パイオニアヴィレッジ

この写真を見てください!左の壁が半透明なんです!
これによって太陽の光が差し込むんです。
昼間は照明がなくとも作業ができる。そして夜には漏れんばかりの光が外を照らすんです!

最高!ここで作業したい!と思いました。

4,南相馬とこれから


MYSHのみなさんと撮った写真

この最高のプログラムを終えて、まず1言

また来てやる!

もしかしたら、3日で南相馬の虜になっていしまったのかも知れません。
いや、もうなっています。

帰りの車では夏休み行く?の話がまず最初でした。

もう一度、南相馬に行く。
そして、南相馬を活性化して恩返しする。

これが僕たち3人でプログラムに行った答えでした。
 
みなさんも一度、足を運んでみてください!
MYSHの皆さんありがとうございました!!!

📒この記事を書いた人

 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部1年 金城徹大


金城さん、素敵な記事をありがとうございました😊
是非、よりディープな南相馬を探求しに、また遊びに来てくださいね!

マガジン「福島県南相馬|中のひと、外のひと」では、みなみそうま移住相談窓口よりみち移住コンシェルジュ8名(中の人)と南相馬を訪問した人たち(外の人)とが、それぞれの視点で南相馬での生活や体験を切り取っていきます✍️

📣 よりみちメンバーの日常はInstagramにて

中の人の暮らしを紹介しています。
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