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メタバースとかweb3.0とかDAOの概念的総和の話をするよ②

【人間の脳は、何を持って世界を世界と感じているのか?】
【無くなった仕事と生まれた仕事】

メタバースとは何か?何となく「仮想の世界でしょ?」っと思いついた方は、大丈夫です!あっています!まさにその通りの「仮想の世界」なんですが、「仮想の世界」って何ですかね?

物理的な定義としては、プログラムが創った世界、という事は認識出来ると思いますが、そこに「どんな価値」や「目的」が存在するのかーが大事なわけです。

っとお話しをすると、ある一定の年齢以上の方は、過去を遡り一つのワードとぶち当たると思います。「セカンドライフ」です。メタバースが流行る前に、「仮想世界」を創り、その中で生活を楽しもう~というものでした。

っが、お察しの通り、今、流行っていないという事は流行らなかったのです。当時からIT系の仕事をしていた私の元にも「セカンドライフの中で広告だしませんか!」なんて営業の電話も来てたものですが、、、まぁ流行らなかったので、うん、色々問題もあったりしました。

その時の記憶が強いせいか、「今」の「仮想空間」に対しても懐疑的な人が多いなーっと感じますが、時代もタイミングも異なっています。個人的な思いとしては、日本人って「一つの失敗」をずっと根に持っているな、というのがあって、もったいないと思います。

有名な話ですが、ガリレオ・ガリレイは15世紀にヘリコプターの原型となる設計図を書いていました。あの当時、科学的なスキルが足りずにヘリの実現は400年以上先伸ばしになったわけです。

セカンドライフはアイディアとして画期的でしたが、当時のパソコンのスペックやネット回線の速度では、実現不可能だったんですね。「人間の生態系に対する違和感」を取り除くことは。

「違和感」とは何かー?セカンドライフはカクカクした世界で、ザ・ポリゴン。みたいなもんでした。違和感しかないんですね。でも、例えば映画のマトリックスとか、ワイルド・スピードでもアベンジャーズでもなんでもいいのですが、昨今の映画って現実的にはなかなか起こりえない事をやっていますが、「世界に違和感」を感じる事って少ないないですか?

同じ重力・同じような食べ物・主人公の頂く感情に共感する…多少現実離れしたような世界でも「違和感」を感じないのは「同じ世界線」である事を感じるからです。

確かにセカンドライフは失敗した。でも、ゲームの「みんなのどうぶつの森」「マインクラフト」「フォートナイト」などはメタバース的世界観で成功(資本主義社会の中で売上を上げた)しているわけです。

例えゲームでも「違和感」が少なくなってきているからこそ、それを受け入れられる…風のゆらぎ、空の青さ、時間の進み、カワイイと思える感情を抱ける…「生態系」そのものを再現する。それが「メタバース」であって仮想であっても「世界創造」という神の御業を人間が手にしたといっても過言ではないもの、なのです。

よく、AR/VRは没入感が大事といわれています。実際にあの大きな眼鏡を付けて、360度別な世界に飛び込むと、全く別な世界にいるような感覚に陥りますが、そこに「違和感」を感じると、「現実の世界と異なる」と感じるわけです。だから、より没入感を強化するためには「生態系/森羅万象」を再現する事が大事になるんです。

…ん?っとここで違和感を持つ人もいると思います。「確かに技術が進化することで、プログラムの精度が上がって、仮想世界をより現実世界に近づける事が出来るのは想像出来たけど、だから、それが何になるの?」です。

●世界には物理的限界点が存在する事
●生態系を解き明かし仮想空間で月や火星を再現出来たら無限に研究が出来る
●日本が再び立ち上がれる数十年に一度の機会

もちょっとだけお付き合いください。

仮想世界に物理的限界点が無いのは、なんとなくわかると思うので、そこはおいておきますが、生態系を理解する事は、物理的制約を無視して様々な実体験を行えるという事です。

月に家を創るには?火星で野菜を育てるには?地球でもあそこの治水はどうすれば災害が減る?これからの環境変化は?あそこにビルを建てると日照はどうなる?物理的な不可能を越えて体験を実装出来る。

そして、特に三番目。ここが大事。

よく、ITやAIの登場で仕事が奪われるとか、そういう論議になりガチですが、それって全くの嘘。いあ、嘘というか、、、今の時代に、武士はいない。介錯人もいない。お風呂場で背中を流す仕事もない。

時代が変われば仕事は無くなってきたし、代わりに新しい仕事が生まれた。AIだってAIを創る人が必要だし、メタバースの到来で、新しい経済圏が生まれようとしている。

次回はその辺りの話をします~

世界を盤上事ひっくり返して、子供達に笑顔を!