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キャンセルカルチャーのバカバカしさとどうしようもなさを語るドラマ

『不適切にもほどがある!』の8話を観ました。


見てない連中が騒ぐ

社会性が強い内容をこうもコミカルに語るクドカンの才能はスゴイですね。

過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサーが相談に来る。
ようやくもぎ取った復帰だったが、世間の目はあまりにも厳しく・・・。

あらすじ

端役で復帰するもすぐにSNSで大炎上。

リアルタイム

スポンサー商品の不買運動まで起こる話は今週のリアルタイムです。

キリンビールは、経済学者の成田悠輔氏が出演しているウェブ広告を削除したと明らかにした。成田氏の過去の発言に対し、SNSで批判が集まっていることを受けた対応。

JIJI.COM

そしてまた薪をくべる人。

復帰の仕方

嫁の番組に旦那を呼んで仲の良さをアピールする。

そんな復帰方法をタレント事務所がOKするとは思えません。

つまりリアルでは復帰はどうあがいてもムリって事でしょう。

(2024/03/18追記)
このフォーマットで想像したので違和感があったのですが。

よく考えたらありましたね。

リアルでも微妙な感じになるのがわかりました。

何にあやまる

浮気について世間は謝罪を求めるが、世間に謝るのは違う。

した方がされた方に謝る姿を世間は見たい

関係ない謝罪を、『ホント勘弁してほしいよね』と上から見たい。

あやまった所で・・・

世間は何も許す気はない。

神妙な顔をしてれば『辛気臭い』と叩かれ
騒動をネタにすれば『調子に乗っている』と叩かれる
ほとぼりが冷めれば誰かが必ず蒸し返す

すごい世の中になりましたね。

家政婦?

巻き戻して見ると、絶妙に見切れてる所がまた秀逸でした。




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