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おとぎの森の小さな学校 体験記

ご覧いただきありがとうございます。
のりこです。


先日、なんとも素敵な学校に2日間だけ行ってきました。

今日はその模様をここに残します。




***




私は学校が大嫌いな人間でした。

なぜかって?

何も悪いことをしていないのに、檻にでも閉じ込められているような気分だったから。


「私が私で生きられない場所」

それが学校というものだと思っていました。



そんな私の目の前に現れたのは、不思議なハーブの学校。

その名も『おとぎの森の小さな学校』


そこにはハーブの魔法使いさんがいるらしい。


心が急にワクワクしてきたのを感じた。


何かに突き動かされるように、私はその学校の門をくぐる。



***



魔法使いさんから届いたハーブたち。

キラキラのオーラをまとってる。


一瞬で華やぐ私の心。


そんなキラキラな子たちを、一人ずつポットに入れてお湯を注ぐ。

うわー素敵な香り!! これ好き♡ ってなるのもあれば、

うわーこれ無理だわ。 えーなにこれ。 ってなるのもある。


ハーブさん一人一人と向き合って、どんなことを感じるのか、ただひたすらに自分の感覚に耳を傾けていく。


魔法使いさんはただ、私の感じたことを楽しそうに聞いてくれて、受け止めてくれる。

まるでお母さんみたい。


そんな、どんな感覚もまるごとおっけーな空気感が、私が知っていた学校とは全く違って、ものすごく新鮮だった。



ここには正しいも間違いもない。

そこには人それぞれの感覚が、個性があるのみ。

それをただ、ありのままに受け止め、人との違いを楽しむ。



***



ついさっきまで全然知らなかったハーブたちと、急にお友達になれた気がした。

何でだろう。

こんなにも身近に感じられるのは。


何でだろう。

こんなにもすんなり私の中に入ってくるのは。


何でだろう。

こんなにも好きが溢れてくるのは。



***



そこには「ありのまま感じること」が許された、美しい世界が広がっていました。

私が私で生きられる世界です。



心が訴えかけてくること。

感情の揺らぎ。

香り。

イメージや映像。


これらは全部、私が私で生きるために、大事にしていることでした。



そんな私が大事にしていることを、そのまま全部、ハーブの世界に取り込んでくれていた魔法使いさん。

その確固たる信念と世界観は、私が築き上げてきた世界と化学反応を起こして、さらなる新しい世界を生み出しているような、不思議な感覚がしました。


***


今日は卒業の日。

あっという間の2日間。


後ろを振り返ると、さっきまであった学校がなぜか消えていた。

寂しさでいっぱいになる私。


ふと気づくと、ポケットに何か入ってる。

さっき仲良くなったハーブさんたちと、魔法使いさんからのお手紙。


それをぎゅっと握りしめて、走り出す。


私が帰る場所へ。

まだ見ぬ世界へ。



また寂しくなったら、辛くなったら、この学校を思い出すだろう。


たとえもうそこにはなくても、私の心にはちゃんと残ってる。

私の魂は全部覚えてる。



幻の学校は、私が私で生きる勇気をくれたのでした。



おしまい。




あとがき

「月草さん素敵!なにこれ気になる♡」

そんな勢いで申し込んだ講座でした。


あのときの自分の行動に、拍手を送りたいくらい、とっても素敵な時間を過ごすことができました。


初めて月草さんのお茶を飲んだ時、私の中で色々なストーリーがわーっと湧いてくるのを感じました。

それは今となっても、何度飲んでもそうです。


月草さんのプロダクトに込められた想いやたくさんの愛は、私がずっとずっと欲しかった愛の種類でした。

あなたはここにいていいんだよ。
そのままのあなたが大好きだよ。


私の今世の設定上、家族とはわりと修行要素が強い関係性というか、私が欲しかった“家族”の定義からはかけ離れたものでした。

別に両親が悪いわけではありません。

そういう設定になっているだけです。


そのおかげで私は自分の足で、自分の仲間に会いに行こうと思えるし、自分の居場所を自分で開拓しようって思える。



でもやっぱり、悲しいの。

分かり合いたい人と分かり合えないこと。

その現実は、私にとって世の中で一番悲しいことのように感じました。



だから、月草さんのメッセージを読んだり、お茶を飲んだりしていると、私の中に眠っている感情が外に飛び出してきて、わーわー泣いていることが多々あります。


私が喉から手が出るほど欲しかったもの、やっと私の元に返ってきたんだと思うと、涙が止まらないのです。


そんな大きな愛が詰まった月草ワールドは、私が大好きな世界でした。



***



綾さんから言われて、はっとしたことがあって。

私はあんまりメモを取らないのよね。


言われてみたら、確かにそうなの。

これにはね、ちゃんと理由があります。


「もう二度と戻ってこないこの時間を大切にしたい」

これは私が生きる上で、すごく大切にしていることです。


メモをたくさん取っていると、メモを取ることに集中してしまって、綾さんのエネルギーを全身で受け止めることが出来なくなっちゃうから、私はメモは最小限にして感じることに意識を集中させています。


私は時々、今世ではない、いつかの人生を思い出して、ビジョンで視せられたりすることがあります。

そのときに感情も一緒に思い出すのよね。

悲しかったとか嬉しかったとか、今の肉体の私で、今世で起こってもいないことを思い出すことが出来るの。


だから、私が日々感じているこの感情は、ちゃんと魂に全部刻まれているんだと思っていて。

頭で覚えた知識は覚えていなくても、この感情はまたいつか思い出せるときがくる。

私の思い出として、私の魂に刻んでおきたいから、お勉強よりも、感じることにいつも重きをおいています。



***



「今日はこの子とこの子にしよ。」

ついこの間までは、ハーブのことが全くわからなかったのに、自分でブレンドしてハーブティーを楽しめるようになりました。


私の「てきとうブレンド」は、意外と美味しくて、けっこうセンスあるじゃんとか思いながら、ハーブさんたちと仲良くしています。



もう幻の学校となってしまったのかもしれないけど、そんな貴重な機会に、素敵な仲間とともに参加できたことが、とても嬉しかったです。


そしてそして、私の書く文章が、世界観が、私の感性が素敵って言ってもらえて、本当に嬉しかった。

私が私で生きることへの自信をたくさんもらいました、ありがとう。



せめてもの私からのお返しとして、この体験記を送ります。

綾さんの心に、そして綾さんの周りに集まる仲間たちに、私からのプレゼントが届きますように。




あなたはここにいていいんだよ。

そのままのあなたが大好きだよ。


のりこ









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