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違いを楽しむ

違いを嫌わない。
うろたえたり、コントロールしようとしなくてもいい。

「違い」は「間違い」ではない。

それを気づかせてくれたのは娘。

性格も好きなものも、考え方も、やることなすこと、こうも違うものかと思い悩む時期があった。

ただ、それに悩んでいるのは私で、娘は娘の生きたいように、素直に生きているだけだった。

それが理解できるまでに、かなりの時間と労力を要した。
自分の観念、思い、考え方が凝り固まったままでカチカチになって、どうにもできなくなるまで抗っていた。

頑なな私に臆することなく、娘は娘のまま、ありのままの娘で、ぶつかってきてくれた。
苦しかったと思う…

そうでなかったら、私は今もカチカチのまま、完全な一人相撲をしていたと思う。

本当に救われた。
感謝しかない。

娘のおかげで世界が広がり、違いを楽しむことができるようになった。

違いを認め、受け入れたその先には、未知の、可能性しかない、見晴らしの良い、素敵な世界があった。

育児は育自というけど、それをとても痛感してる。

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