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ユキさん(80代後半)の話①(ちょっとだけ夫くん)

3泊4日の北海道旅行(小樽、厚田)から帰ってきた翌日の今日。
パジャマのまま、顔も洗わず、ひたすら家を満喫。北海道セコマで買ってきた鮭とば、貝ひもとかをノンアルビールと共に食べて、ポテチを食べて、録画したドラマ見て今。

これといった生産的な活動をしないまま一日が終わろうとしゆうわけやけど、とりあえず書いちょこうと思ったことを書いていく。
ちなみに、夫くんは、洗濯して体のメンテナンスに行って、食料の買い出しに行って洗濯物を干して、家計の予算決算をしたみたい。もう本当にすごい。私の月経による貧血がひどくなる前に鉄剤まで買ってきてくれて。とりあえず、感謝しかない。夫くんへの感謝は止まらんけど、とりあえず今日はここまで。
(将来、私が先に死んだら、これ見て泣いてくれたりせんろうか。なんて。。。)

今日は、母方のばあちゃんの話。

うちのばあちゃんは、かなりの細身。昔から「おばあちゃん」とは呼ばさんと名前で呼ばせよったき、なんていうか世間一般でいうおばあちゃんっていう感じはなくて、今もおばあちゃんっていうよりはなんていうか、、、うん、ユキさんでしかない。おばあちゃんじゃなくってユキさん。

ユキさんは、近隣の人とのお付き合いが非常に上手い人やと思う。だから、季節ごとの行事は友達からのお誘いが絶えることなくて忙しい。たまにブッキングしてしまって困っちゅうこともあるみたい。4月なんて、花見の約束が4件。(そんなに誰と行くがよ笑)それとは別に、たけのこ掘り、山菜取り、、、。100歳体操も毎日行くし。たまに休んだら、近所の人とか友達が電話をかけてきたり、家に来たりして安否を確認されるき、めんどくさくて行くって言いよった。

そんなユキさんから4月のある日の深夜3時に着信。朝6時に気づいてかけ直すも出ず。80代後半の深夜の着信で良いことなんて思い浮かばんやん。やっと出たと思ったら、息も絶え絶えで「今電話できんき。」(ブチっ)って。冷や汗。はあああああああ?!!

落ち着いて話できるようになって聞いたら、どうやら挿管されちょったみたいで喋れんかったみたいや。救急搬送された時に電話してきちょったってことやった。1週間入院後に1週間の自宅安静期間。結局、花見は全部キャンセルしたらしく、悲しそうやったけど、名言を残した。

「たこちゃん、病気はねぇ、生きちゅう証拠で。生きちゅうき病気にもなるがやき。死んだら病気もできんなる。感謝よえ。あたしは、まだ死にとうない!まだまだ楽しく生きちょきたいし、おじいちゃんのところに行きたくない!」

前半、なんでかものすごく心に刺さったし、後半は、「ん?!!!」ってなった。
でも、とりあえず病気は生きちゅうことを実感するためのスパイス?みたいなもんながかな。

ちなみに、病気じゃなかった。

ユキさん、近所のスーパーに行くのに見た目重視でお洒落にして出掛けるために、ガードルを履いてきつく紐で縛ったらしい。ユキさんは80代後半。でも、ユキさんは「お尻が垂れちゅうとかダサいし。みっともないやいか!」って言いよった。で、ガードルを履いて40分歩いたら、お腹締めすぎで、腸と腸がくっついて閉塞。で、嘔吐。気持ち悪くなって、飲食できず、変な汗かいて倒れたらしい。

ガードルて。。。80代後半でガードル履く必要ある?!体型そんな気にする?!ちなみに私は数回しか履いたことないで。でも、この美意識がきっとユキさんの体型と姿勢維持に繋がっちゅうがやろうなぁ。いつまでも女性としての感覚というか、美しさを忘れんってのは尊敬に値する。すごい。
そういえば、私が幼い頃、ビールしか飲んでなくて、夜会ってご飯食べる時とかも固形物食べゆうイメージはなかったなぁ。とにかくビールとタバコ。金髪。化粧バッチリ。若かった気する。

書き始めたら、また止まらん。

後半の「おじいちゃんの所に行きたくない!」については、また明日。明日か明後日か明明後日か。書いちょこうと思う。ちなみに、おじいちゃんは56くらいで死んだがやけど、これまた、おじいちゃんっていう感じのお付き合いは全くないき、ほぼ想い出がない。うちのおかんが入院した時にバナナと牛乳とビデオ?を自転車に乗せて持ってきてくれたことだけ覚えちゅうかな。玄関で渡されてお別れしたけど。

長くなった。止まらん。よし、終わる。
では、また。

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