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「悲しくて悲しくてやりきれない」のおかげで救われた

昨日、1960年代の歌謡曲をYoutubeで検索して通勤電車内で聴いていた。

ここ最近は、Youtubeで流す曲は、名前も知らない歌手と曲ばかりで主に洋楽。もしくはジブリメドレー。○○BGMで検索すると、そういうのがいっぱい出ていくるき、特に考えることもなく流しよったがやけど。

一昨日の夕方、突然、中学生の時にラジカセを置いて仰向けになりながら音楽を聴いきよったことをふと思い出して、ちょっと涙出そうな気持ちになった。あの瞬間、私はすごく満たされよったなあと思う。で、その時聴きよった曲は、サイモン&ガーファンクルを始め、かぐや姫、吉田拓郎、長渕剛(まだムキムキじゃない時のやつ「乾杯」とかね)、さだまさし、ハイファイセット、ガロ…とにかくフォークソングにハマり過ぎちょった。歌詞からイメージがしやすいし、男女のくすぐるような関係とか男性の切ない思いとか、はたまた反戦に対する柔らかくも熱い想いとか、10代の乙女からするとキュンキュンする状況が広がっちょったと思う。
もちろん、その時にスマホはないしYoutubeなんてないき、親が持っちょったカセットとCDを手当たり次第に聴きよった。

だいぶ前置きが長くなってしまったけど、ま、そんな流れで昨日から突然にブーム再来。今朝もやっぱり起きてすぐにYoutubeで流しながらご飯の準備にかかって、冷蔵庫開けた時、旦那さんが「あ、これもお願い」って手渡してきたヨーグルトを受け取ってくるっと回って冷蔵庫に入れようとしたら、もう、、、ほんと一瞬でね。なんながやろうな〜ああいう時のスピード感ったらない。手から滑り落ちて、蓋に手が引っかかって、冷蔵庫の入り口で中身が半分ほど弾け飛んだ。絨毯、私のパジャマ、冷蔵庫内がヨーグルトまみれ。

旦那さんも私も絶句。あ、いや、私は舌打ちしたか。。。誰も悪くない。強いていうなら、ちょっと浮かれちょったかもしれん私。チッ!!!旦那さんは、「ごめん・・・」って謝るけど、出勤前に謝らせることになるとか、こっちこそごめんやし。君のせいじゃないし。

なんとも言えん気持ちで拭き始めて、聴こえてきた曲。「悲〜しくてか〜な〜しくて〜とて〜もや〜りきれ〜な〜い」。
旦那さん「ほんま悲しいなあ、やりきれんね・・・」
もうこうなったら笑うよね。(旦那さんはこういう言葉の拾い方が結構あって面白い。)
「ほんとよ、やるせないわ、モヤモヤするわ!!!なんなが!」と私も言ってみる。こんなに歌詞にピッタリな状況があるがやろうか。奇跡のコラボやったと思う。笑った。二人で笑えて、笑顔で送り出せてよかった。チェリッシュ、ありがとうです。

ちなみに、今流れゆうのは「心の旅」byチューリップです。

とっ散らかったけど、とりあえずやっぱり昭和の歌謡曲はいいでね〜って話でした。口ずさみながら、今から勉強と鹿児島から来る後輩との出会いを思いっきり楽しみたいと思います


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