IT勉強会を急遽Zoom開催にしてコロナウィルスに勝利した話

初めまして。myouと申します。

北海道の旭川というところでIT系の勉強会をゆるく開催していたりします。

なぜWeb開催に至ったのか

初投稿ですが、勉強会をZoom利用で初のWeb開催とした話を書きたいと思います。コロナウィルスの影響も長期化しような感がありますので、もし後続となる方々の参考になれば幸いです。

3月7日に勉強会の実施を予定していたのですが、皆さんご存知の通り北海道はコロナウィルスにより緊急事態宣言真っ只中ということもあり、

当勉強会は

 ・15〜30人程度を集めて

 ・換気が良いとは言えない部屋で

 ・お互いが手の届くような範囲で

 ・口頭での発表・質疑応答を行う(しかも長時間)

というようなクラスターの数え役満的な位置付けで、もし感染者が出ようものならこのような勉強会は消滅待ったなしの危機的状況であったわけです。

というわけで通常の開催はまず無しとしたところで、中止とするのか・延期とするのか・それともWeb開催か…ギリギリまで悩みました。といっても悩んだのはごくごく下らない理由で、開催自体はせっかく準備してくれている諸氏もいることですし、やるべきとは思っていたのですが、単純にWeb開催を自分だけで回せるかどうか自信が持てなかっただけのことです。

ちょうど2/19に「VSCode Meetup #3」の開催がWeb開催オンリーに切り替わっていた模様を見ていたこともあり、Webのみで発表を回すことの難しさを遠目に見ていたところだったというのもあります。

ただイベント自体は非常にためになるものだったので、発表を聞く立場からすればWebも実地もそれほど大差ないということはわかっていました。

結局は「やったことないしなんか怖い」という気持ちよりも「やったことないし面白そうだからやってみたい」という気持ちが勝り、実施の決断をするに至りました。ちょうど北海道でもあまり例がなかったですし、先駆者(だった)としてドヤ顔かませるっていうのもありますしね!

Zoomについて

利用したのは名高い「Zoom」です。こちらのプロ(¥2,000/月)にお世話になりました。

Zoomは無料での利用も可能ですが、多人数のセッションは40分という制限があります。そのため、最低でも無期限での多人数会話ができるこのプランを採用しました。

正直、勉強会の会場費と思えば、¥2,000は全然許容できるレベルだと思います。(当勉強会の会場費は大体¥2,400程度)

実施後はその月内で解約してしまえばいいわけですしね。実質会場費¥2,000で無限に勉強会ができると思えばむしろ安いです。


ではZoomの使用感と良かったこと、反省点をまとめたいと思います。

Zoomの使用感など

・大人数(26名程度)でも動作的な重さは感じない

・スライドは問題なく見られる

・操作は特に迷うようなものではなかった

・回線は参加者個人の接続環境に依存するので、音声が不調な場合は別ユーザにスライド表示を分担してもらうなどの工夫が必要

・発表者側としては相手の反応が分からないので若干冷汗をかく場合あり

・質疑応答は司会者が間をつなぐよりも、参加者に挙手(※Zoomの機能)してもらって直接やりとりしてもらうのがいいかも(実はsli.doを用意していましたが、使いませんでした…)

良かったこと

・現地開催でなくしたことで、参加者が増えた(+10人程度)

Web開催でも全然できるじゃん、ということがわかった

・得たものが多かったので、これはコロナウィルスに勝利したと言っても過言ではないのでは?と思った

反省点

・直前の申込者に対して開催URLの通知が行き届いていないことが後から判明したので、開催URL通知は少なくとも開催の少し前と直前の複数回やるべきでした(漏れた方には本当申し訳ないことをしました…)

まとめ

初めてのことばかりでしたが、リモートおやつタイムの実施やスライド発表失敗からのブログ作成RTAなど実地では味わえない取り組みなどもあり、参加者が増えたこともあって勉強会としては楽しく追われたのかなと思っています。

では最後に、急な開催内容の変更にもかかわらず付き合ってくれた発表者・参加者の方々、私の拙い進行を助けてくれたゆるい勉強会大人メンバーには改めて感謝を!実地でできるまではWeb開催ならではの雰囲気で、勉強会の根本はかえずゆるーくやっていきたいと思います。

以上です!ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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