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情報セキュリティで見落とされるポイント        ー情報セキュリティ解説ー

1.セキュリティ対策って何をすればいいのか?迷ってませんか?


  ニュースでもセキリティ関連のトラブルで会社幹部が頭を下げてます。
 ◆トラブル事例
  ・ システム障害による業務停止 
  ・ 不十分なセキュリティ対策のため重要な経営リソースが盗まれた
  ・ ウィルス騒ぎ、愉快犯による情報システムへの破壊的な攻撃
  ・ 社員の情報の持出し
  ・ 社外からのアタックによる情報漏洩
 などなど。

  遠い他人事ようにも思えるし、明日は我が事のようにも思える。
 対策に力が入らない理由は色々思いつく。
 ◆対策が進まない幾つかの言い訳
  ・ 情報システムの不具合や隙間が疲れている。
    → 技術的に難しそうだ。
  ・ 社内のシステム部門に任せておけばよい?
  ・ もらい事故みたいなもの
  ・ 取られて困るような情報もない。
  ・ 効果がよくわからない
 めんどくさそうだし、やってもムダじゃないか?とか思って
 放置していませんか??

  技術的な解説や具体的な対策は後回しにして、
 セキュリティ対策の重要なポイントはどこにあるのか
 解説していきましょう。

2.一般的なセキュリティ対策

 (解りやすいようにインターネット、PC利用を前提ですが、
  正しくは、情報システムです。)
  
  企業活動の幅広いシーンでインターネットが利用されます。
 インターネット使用、ということは、利便性が上がる反面、セキュリティ
 リスクが伴います。この為リスクマネージメントは必要となります。
 
  情報セキュリティの脅威とは、おもに以下の5つが挙げられます。
 これらに事前にどう準備していくか?がセキュリティ対策になります。
 ◆情報セキュリティの主要な5つの脅威
   ・ 標的型攻撃
   ・ ビジネスメール詐欺
   ・ ランサムウェア
   ・ サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
   ・ 内部不正による情報漏えい
 参考:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2020」
 https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2020.html

3.セキュリティ対策に向けた裏読み


  セキュリティ対応で重要なキーワードが2つ有ります。
   ・ 「情報
   ・ 「ポリシー
 この2つを軸にして対策を考える・判断するとが重要です。
 すなわち、この考える・判断する経営的判断が必要、ということです。
 対策のポイントは、もう一度言います、技術的なではなく、経営
 (マネージメント)判断と言うことです。


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