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ケアとセラピー

noteで読んだ記事の中で、あぁこれは、と思った記事をメモ。

私は「優しくない」と言われることが多い人間で、すごく共感できる気がして。
この記事は途中から有料なんですけど、無料部分だけでもすごく参考になりました。

以前もnoteでちょっと書いたコミュニケーションの話、「質問「される」スキル」という記事があるんですが、そこで出た「努力をほめる」タイプの人は、ここでいえば「ケア」タイプなのかもしれない。

練習の時、私はどちらかと言えばセラピーよりも、もっとなんというか、嫌なタイプの、「できなくても、それが必要で、手に入れたいなら、やればいいじゃん。手伝うよ」って言っちゃう人間だったんだな。
「できるまでやればよくね?」って、言うのは簡単なんですよ。

練習って、課題と向き合って、クリアできるように考えて、反復練習積んでいかないとなんですが、「何をどこを直したらいいのか」を、分かってる場合・そうでない場合とあって、そしてさらに、自分を信じて積み上げることができる子・そうでない子がいて。
そのパターン分けと対応が、私はできてなかったんですね。

練習がうまくいかなくて不満や不安を抱えた子には、分析してのアドバイスや介入よりも、まずは「大丈夫いいよいいよ」「やれるとこからやろう」って、ひとりずつ対応できるようになれたらよかったのかな。

自信のない子にまず自信をつけさせる、「やれば出来るようになるんだ」と実感させるように持っていく、そこが足りてなかった。ような気がします、今思うと。
(ただ、この寄り添う形、練習に付き合うにはすごく時間がかかるし手間暇かける必要もあるので、あまり余裕のない時には、正直無理じゃないかとも思う。その時間と余裕をどう作るかが問題なのかな。時間延長しての居残り練習を喜ぶ子は少なかったし。お腹すくからね)

自信のない子の中でも、例えば、練習のコツがつかめずやってもやってもできなくて、そして努力で獲得できるとはもう思ってない、「自分才能ないんで」って言っちゃうようなタイプさん、私のような「できたら褒めよう」という人間とはたぶん相性悪い。きっと。w
当時あんまり出会ったことがなかったタイプだったので、対応できなかったなぁ。

私、「なぜできないのか?」の原因解明はわりと得意だったんですけど、「できない」ことによる心理的なとこ、ハードルや鬱屈には無関心でしたから…
現状を肯定してあげるようなこともあまりしなかったし;

そういうのがあって、あまりに急激にレベルアップさせるようなお手伝いしちゃって、かえって嫌がられた感じしたことがあったのも、「現状を全否定して改善しまくられた」と受け取られたのかもなぁと思ったりも。課題をクリアして出来るようにはなったのに何故か凹ませてしまったこと、けっこうあったような気がするのは多分そうかもと。

「できる人間にはできない人間の気持ちが分からない」ってよく言われるし、自分でも別ジャンルで思ったことはあるから、そこも少し近いのかも。
出来るようになりたい気持ちの中に、できない自分を責める気持ちがあるとか、出来る状態の人を妬む気持ちがあるとか、そういうのが当時あんまり分かってなかったです。このへんは今も課題かも。

(羨ましい気持ちは自分の中にもすごくあるからそこは分かる。
出来る状態の人に対して「ムカつく」っていうのは、例えばそれでバカにしてくるとかだったら理解できるんだけどなぁと思ったことがあったので、そういうの、マウント取られるとか、そういうのも少し感覚を理解したほうがいいのかなとか。言葉の選び方にもなってくるのかもだけど。丁寧がいいとも限らないようだ、とか)

まだまだ人間を理解するには至っていない感じもあるので、もっとケアのスキルを伸ばした方がいいのかもしれないです。

ちょっと思い出してしまった記事でした。

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