和風レイアウトのパターン

和のイベントのポスターやチラシ、デザインが色々あります。
これらをひとまとめには言えないけど、ある程度のパターンと傾向がありそう。たとえば、

* 3×3=9ブロック 構成
* 2×2=4ブロック 構成
* 3×2=6ブロック 構成、など。

載せる情報が限られるポスターを前提に、レイアウトのパターンをいくつか見ていこうかと思います。

レイアウトの構図=グリッドライン

スマホのカメラで撮影をするとき、グリッドラインという機能があります。
あれ、あれです。画面にタテヨコに線が入るモード。
もともと絵画の構成構図の考え方でもあるんですけど。
デザイン、文字のレイアウトにも応用できます。

写真を撮るときの構図については、ここが詳しいので、ざっと参考に。

スマホカメラの場合は、グリッドの比率を変えることができないのですが、デザインの時は、分割線の位置を変更して、レイアウトにメリハリを作ることが多いです。
もちろん、個々ブロックに収めるべき内容の量にもよりますが、ここのバランスで、見た目が変わってくるので、この線引きの位置が、意外と重要。

*ここで少し補足。
上のリンクなどで書かれている、写真や絵画の場合は、”分割線の「交点」に見せたいものを配置せよ” ということなのですが。
これから説明するのは、線によって区切られたスペースをブロックとして扱う、ということになるので、ちょっと混乱しちゃったらごめんなさい。

”レイアウトスペースとして「四角のマス目を使う」”と思って下さいな。四角の内側を使いますよ~

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さて、デザインですが。
収めるべき内容の優先順位を考えられるようになると、配置やデザインの迷いも少なくなるので、そこを最初に考えてみましょう。

★★ 情報伝達に必要な要素

収めるべき内容は、イベントによります。基本、「5W1H」のうち、「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)」は最低限、伝えなくてはいけません。

優先順位は、

★「イベントタイトル」
これがないと、イベントかどうかすら分かりませんので、絶対必要。w

①「いつ」
お客様の予定を誰よりも先に押さえてしまわないといけませんから、「いつ」の日時は最優先に。

②「どこ」
行けるかどうかは、場所によることが多いので、可不可の判断に「どこ」はとっても大事。

③「何」
上記二つをクリアしてなお、行くかどうかの決定に関わるのが「内容」。
これは興味のあるなしによって決まるところなので、「興味のない人にはアピールがんばってもとことんゼロ」のこともあり得ます…。逆に、興味さえあれば、予定を組み直してでも行こう、ということもあり得ますので、やっておいて損はしない場所。

演奏会のチラシの作り方、要素の解説などは、こちらの記事が詳しいので、リンク入れておきます。(この記事と同じマガジンにまとめさせていただいています)

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レイアウト

レイアウトは、配置です。でも、位置よりも大事なのが、各情報のサイズ。
情報を渡す優先順位の順=サイズ。と思ってもらっていいかもしれません。

なので、大きくブロックを使うのが、タイトル。
内容の説明に、イメージ画像など。
「いつどこ」日時や場所も、大きめ。
その他の情報は、小さくてもいい。

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書きたいことの予定、レイアウト、ブロックを個別に比率を変えて「食い込ませる」ことでつける、レイヤーの感覚と、強いメリハリについて考えてみようかも。

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より詳しいポスターの作り方は、こちらにも。


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