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文活11月号の短編小説 「花の名前」についてお知らせ

11月、ノベルメディア文活から、『文と生活』(紙の同人誌)が刊行されました。小説をふたつ収録していただいています。

■『コインランドリーで朝食を』
■『花の名前』(書き下ろし。マガジン購読者のためのWeb版は文活アカウントで公開中です)

書き下ろしの『花の名前』は、書き手6名による、オムニバス群像劇の一つです。企画の詳細は、左頬にほくろさんのこちらに記されています。6編の小説の世界観をより楽しく味わっていただけるかなと思います。ぜひあわせてお読みください。

すでにお読みくださった方、ご感想をくださった方、本当にありがとうございます。うれしいご感想であればあるほど、なぜかまごつく性格のため、いつも気持ちをうまくお伝えできないのですが、しみじみ感謝しています。

さて、ここからは少し個人的なこと。

日々の忙しさで思うように執筆活動が進まず、書いたものを発表できる機会が少なくなってしまいました。物語を、懸命に一行一行書きつないでいくことに必死で、(また、その他の事情において、)とてもエッセイを書く余裕がありません。

10月に書いた一週間の日記、くらいかな。

「本当に本当に忙しくて、私の人生はどこに行っちゃったんだろう?」

と、思わずつぶやいたことがありました。書くことが日常から切り離され、書きたい気持ちと、アイデアが、手帳やノートやiPhoneの中に漂っている……  もしも以前のように、書く時間をたっぷり持つことができたら、人生のそんな大切な断片たちを、真っ先に収集したい気持ちでいっぱいです。

それは、そうとして。
忘れずにいてくれたらうれしいな、と思います。

忘れた頃にふと訪れるお気に入りの喫茶店や、本棚の片すみにとってある本、決して削除することのできないプレイリストの曲みたいに。

冷え込みがいっそう増してきましたので、ご自愛ください。

Good day.

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