決算書について(大手町のランダムウォーカーさんの本を読んで)(1)
こんばんは。
本日は最近読んだ本「世界一楽しい決算書の読み方」大手町のランダムウオーカーさんの本について話をしていきたいと思います。
学生の頃、全く勉強をしてこなかった自分にとって決算書とはそもそも何なのかもわかりませんでした。
その都度調べたりもしましたが、難しい単語がてできては断念を繰り返していました。
その時に今回の本を見つけました。
そもそも何故決算書が必要なのかというと、例えば僕自身が銀行の営業をしていたとして、いきなり見ず知らずの新規法人の人がお金を貸してほしいと言ってきたとしたら貸すでしょうか。貸さないです。
なんの情報もわからない人にお金は貸さないと思います。
返ってくるかもわからない人に貸すのは怖いですよね。
貸したお金がしっかり返ってくるのかを見極める為にその企業が「どんな事業内容なのか」「貸したお金を返す余裕がある企業なのか」
そう言った情報を口頭だけで判断するのは不十分です。貸すかどうか判断する為の根拠資料として特に有用なのが決算書になります。
決算書に記載されている数字からはその企業が「資産はいくらあるのか?」「いくら儲かったのか」「現金はいくらあるのか」などの多くの情報を知ることができます。
決算書は一般的に❶貸借対照表(B/S)❷損益計算書(P/L)❸キャッシュフロー計算書(C/S)❹株主資本等変動計算書(S/S)の4つからなります。
決算書は財務諸表とも言われますがその中でも❶〜❸の情報は特に重要で「財務3表」とも呼ばれています。
これらの書類を見れば会社がどのような資産を持っていて誰からお金を借りていて、自分のお金はどれくらいあるのか。
また今年はどれくら売上があり、その売上を得る為にどれくらいの費用がかかったのか。そしてどれくらいの利益が出たのかなどの情報を確認することができます。
決算書はその企業の経営者はその成果測定の結果を受けて次の施策を考えます。
一方銀行であれば「利息」というリターン、投資家であれば「配当金」や「株価の値上がり益」などのリターンを期待します。
学生の頃はもちろん決算書について話をすることなんてありませんでした。
社会人になってからのはじめの1〜2年はBtoCで個人向け販売をしていたのであまり触れる機会はありませんでした。(それでもやっといたら良かったです。)
でも販売先が法人になったことでBtoBになりました。取引先の担当者の方だけで進めるというわけではなく、経営者の人とも話をする機会が増えました。
その企業にとって商品を買うことは投資になるので、その会社の経営状態によって話を進める進めないの判断が変わってくるという当たり前のことに気付かされたのです。
取引先が上場企業であれば決算書を確認して相手の経営状態がどのような状態にあるのか理解できている・できていないとでは全く話の進め方が変わってくるはずです。
自分の提案力を上げる為には決算書の理解はしなければならばいと思い、今回この本を読んでいます。
まだまだわからないことばかりですが、一つずつ理解できるようにしていきたいと思います。
では。
ありがとうございます。