Wi-Fiよりも有線LANを使うべき??(Macユーザー向け)
アノニマスDTM編集部でございます。
今までWi-Fiを使っていた筆者ですが、最近有線LANに変えました。
以前はブラウザの調子が悪く、読み込みが遅かったり、つい先日なんて、オンラインミーティング中に接続が不安定になって、何度も入室したり切れたりを繰り返してました…。
今はそんな悩みも解消し、快適なネットライフを過ごせてます。
今回は有線LANのメリット、Wi-Fiと比較して感じたことについてお話したいと思います
↑Thunderbolt 1〜2搭載のMacにしか使えないのでご注意ください。
Thunderbolt 3対応のApple純正アダプターは出ていないようですが、公式サイトではBelkin製のUSB-C変換アダプターが出ています。
筆者はヨドバシオリジナルのLANケーブル/Cat7と、Macのサンダーボルト端子に接続するための変換アダプターも購入。
LANケーブルはカテゴリーによってスペックが異なります。迷ったら数字の大きいカテゴリーを買うよう推奨されてますが、カテゴリーは使用機器の規格に依存するので、ハイスペックなLANケーブルを買えば良いというわけでもありません。
取り回しを考え、ケーブルはフラットタイプにしました。今まで使っていたCat5よりも高級感があります。
変換アダプターでサンダーボルト接続します。
我が家のルーターに接続します。これで設定は完了です。Wi-Fiはオフにしておきます。(オンのままでも問題はないです)
実際に回線が速くなっているかは、測定サイトを使って確認してみます。比較対象は、筆者が元々使っていたCat5のLANケーブルにします。ブラウザはSafari、検証は土曜日の18〜19時頃に行いました。
アップロードとダウンロードの速度はややCat7が優勢。PING値(遅延)は変わらず、JITTER値(歪み)はCat7が優勢という結果になりました。
用途別に関しても、特に差はないようです。
ちなみに何回か試しましたが、アップロード、ダウンロード、JITTER値に関しては毎回Cat7が優勢でした。PING値は時折Cat5が優勢の時もありました。
総合的に見ても、カテゴリーは高い方が良いと言えるでしょう。
以下、余談となりますが、Wi-Fiの調子が悪い、でもWi-Fi環境下でなんとかしたいとお悩みの人は、ネットワークのリスト選択で5GHz帯を選ぶと良いです。
自宅のネットワークって、語尾に「1」や「2」って付いてるんですけど、これは2.4GHzか5GHzの帯域で分けられています。どの語尾がどの帯域かは、ルーターのマニュアルで確認してくださいね。
ざっくり違いを説明すると、2.4GHzは家電や一般の電子機器で多く使用されている伝送帯域です。屋内では電波がビュンビュン行き交っているため、干渉を受けやすいです。
5GHzは、家庭内においてはルーター以外で使用される機器はほとんどなく、干渉がないため通信は安定しやすいです。その代わり、通信距離が長かったり、途中に障壁があると不安定になりがち。
ASUS主催のイベントで、ストリーマーの釈迦さんが「動画を見ていて途切れたときに、見に行ってみると必ず電子レンジを使っている」とコメントしていますが、これは2.4GHzあるあるです。
PCでは有線LANを使用しても特に操作で悩むことはありませんが、スマホやタブレットをわざわざ有線で引くのは現実的ではありません。
当然のことですが、有線LANだからと言って常にインターネットが安定するわけではありません。ブラウザのバージョンが古い、サイトにアクセスが集中している、バックグラウンドでシステムを同時に稼働しすぎなど、要因はLAN以外にも考えられます。
筆者の場合ですが、PCでプライムビデオを閲覧する際、Chromeは不安定だけど、Safariだと安定する…というように、サーバーとブラウザの相性問題もあります。
その場合は、上記のようにブラウザを変えれば済む話なので、自分で出来る検証方法があれば、まずはそれで改善を試みるのが良いです。
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