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【Buds Pro】コスパ最強のワイヤレスイヤホン現る!?【CMF by Nothing】
↑Buds Proのレビュー記事はこちら
アノニマスDTM編集部でございます。
earでお馴染みのNothingですが、そのセカンドブランドであるCMFより、フルワイヤレスイヤホン『Buds Pro』とそのほか2製品のリリースが発表されました。
販売状況(※2023年10月17日18時時点の調査結果)
国内での発売は現在未定ですが、ロンドンにある直営店、並びにインドの大手ネットモール『Flipkart』では既に販売を開始しています。
特別価格として、現在2,999ルピーで販売されており、日本円にして5,000〜6,000円(※為替レートにより変動有り)です。が、海外発送に対応していないので、国内からの購入は不可です。
Aliexpressのメーカーセラーページでは現在特別価格で購入することが出来ますが、10月18日までの期間限定セールとなっています。(※2023年10月17日18時時点の調査結果)
欧米とヨーロッパ諸国では年内に販売される見込みですが、国内流通の開始は未定です。
Nothingの国内代理店BLSの方から聞いた話ですが、earは想像以上に反響が良かったから日本でも流通させたというメーカーの意向があったそうです。
Buds Proがどこまで反響を呼ぶかは不明です。Nothingの初国内流通時はコロナ真っ只中でしたので、今回に限っては正直未知数です。
↓2023年10月21日追記ここから↓
Amazon、楽天市場にてBLSが販売を開始しています。既にオレンジカラーは掲載が外れており、他カラーも早々に完売する可能性がありますので、お買い求めはお早めに!
↑2023年10月21日追記ここまで↑
気になるスペック
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Buds Proのスペックは上記の通りです。筆者の注目ポイントをざっくりまとめてみます。
11時間ノンストップ再生
1万円未満で再生時間が11時間を超える機種は少数派ですので、この仕様はコスパの良さを一番物語っていると思います。
トランスペアレンシーモード(透過モード)
外部音を取り込んで再生音と一緒に流すため、自然な聞き心地となります。最近のワイヤレスイヤホンには標準機能として付いてることも多いです。
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過去の記事でBeoplay HXのトランスペアレンシー機能を試した感想を書いているので、よろしければそちらもご参考ください。
IP54(防塵防水規格)
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IPは防塵・防水のレベルを表すコードです。左の数字が防塵、右の数字が防水です。Buds Proの防御力は上図のレ点に該当します。
防水の4は段階中真ん中に位置するレベルなので、高くもなく低くもないですが、1万円を切るワイヤレスイヤホンでは片側等級の場合が多く、Buds Proの耐久性は低価格帯の中では高いと言えます。
補足ですが、片側等級はIPX4とかIP5Xのように『X(バツ』が付きます。左の数字がXなら防塵はなく、右の数字がXなら防水はないです。
-45dBの高ノイズキャンセリング
フィードフォワード方式とフィードバック方式を掛け合わせたハイブリッド方式による高ノイズキャンセルを可能にしています。
mnaviによるノイキャンレベルランキングを基に、比較してみると1位のWF-1000XM5が-28.88dBとなっています。Buds Proとの差は約-17dBとなっています。
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SONYの公式サイトにて、WF-1000XM5のノイキャンレベルのグラフが掲載されています。推移を見ると、大きい外部音ほど感度が高いです。
Buds Proは最大5kHzまでの外部音を検出し、適切な音量処理をしてくれるようですが、通常ハイブリッド方式はコストが掛かるため、低額機種に搭載されることは少ないです。
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本体の連続再生時間は、ノイキャンオンオフいずれもWF-1000XM5の方が1時間ほど持ちは長いですが、大差ではないと言えます。
タッチコントロール機能
イヤホン本体をタッチすることで楽曲移動や通話応答を可能にします。感度の調整については記載がありませんでした。
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タッチ操作は、音楽を再生中に2度タップすると次の楽曲へ移る、もしくは着信に応答します。
3度タップすると前曲に戻る、もしくは着信拒否をします。
長押しでトランスペアレンシーとノイキャンのモード切り替えが可能です。
タッチ操作は専用アプリでカスタマイズ出来ます。本体でのボリューム調整は記載がありませんでした。
しかしながら、Buds Proを総合的に評価すると、基本機能はコスパ以上であると言えます。肝心の音質に関しては、試聴してみないことには何も言えません...。
コロナ禍のNothingを振り返る
Nothingの実績としては、2021年8月にear(1)をリリースして以降、earシリーズの累計販売台数は2022年の時点で100万台を突破しています。
売上高は2021年で2000万ドル、2022年には2億5,000万ドルに跳ね上がっており、前年比1,250%と驚異的な数値を叩き出しています。
オーディオデバイス市場でも、イヤホン・ヘッドホンは特に競争率の高いカテゴリーです。コロナ禍でも、多くのセラーやメーカーがECモールに参入してきましたが、Nothingのように成功した新参メーカーは一握りでしょう。
ワイヤレスイヤホンの首位はAppleが独走しています。Nothingもearリリース時は好調でしたが、まだまだ上位ランクのメーカーには及びません。
しかしながら、Nothingはイヤホンに留まらず、Androidをベースにした独自キャリア『NothingOS』のPhone(1)を2022年にリリースし、その年だけで50万台を販売しています。
トップメーカーに及ばないのは現状であって、近い将来はAppleを超えるシェア率の製品が出てくることを筆者は期待します。
今後のNothing、CMFの動きは要注目です。
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