№133【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『全く予期していなかった玄関のチャイム』
ある日の午前中、全く予期していなかった玄関のチャイムが鳴った。
「はーい」
玄関近くにいたダンナが応対に出ると何やら話し込んでいる様子。
しばらくすると嬉しそうに見慣れぬものを抱えて戻ってきた。
もう、嫌な予感しかしない。
「ねえねえ、モップのお試ししませんか、だって」
聞くと有名なお掃除サービスのあの会社。この辺りで無料レンタル期間3~4週間のお試しサービスをしているらしい。
「モップ~? 大小2つも? え? モップ用据え置き型の自動ごみ箱もあるの?」
わが家はリビングで小