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12球団平成以降ベストメンバー(楽天イーグルス+近鉄バファローズ)

平成ベストメンバー パリーグ 6球団目 全体でも最後の球団です。
今回は「楽天イーグルス+近鉄バファローズ」、早速選考結果を発表していきます。
※楽天イーグルスは他の球団と比較して、球団の歴史が浅く不利になると判断したため、近鉄バファローズとの合同での選出としました。

野手

成績はキャリアハイ年度(主観)

野手陣のラインナップの中心は、やはりいてまえ打線を筆頭とした近鉄メンバーが占めており、そこに、強打の山﨑と近鉄の弱点ポジションである、捕手/遊撃手に嶋/茂木が加わる形となっている。
上位打線には巧打と俊足を兼ね備えた大村/大石の2人が務めており、その後超強力なクリーンナップにつながっている。
そのクリーンナップはローズ/中村/山崎とNPB史上でも屈指の強打者であり、クリーンナップの迫力だけで言えば12球団トップクラスだろう。
直後のブライアントも49本塁打をマークする長距離打者であり、前述のクリーンナップと合わせて40本塁打以上が4人連続することになり、非常に強力である。
その後はこちらも30本塁打以上の石井が続き、楽天メンバーの茂木/嶋が下位打線を打つ形となる。
攻撃力に関しては非の打ち所がないラインナップだが、足を使える選手が大村/大石の2人である点、打撃有線の結果特に外野がファイアーフォーメーションである点があげられる。
控え野手陣はレギュラーとは逆に楽天のメンバーが大半を占めている。
首位打者経験者の鉄平/リック、30本近くを期待できる長距離砲のウィーラー/フェルナンデスを中心にタレント揃いである。
ただ控え野手陣も攻撃力は高いが、走力/守備の面では一歩劣っていることから、このチームの特徴なのだろう。

投手

成績はキャリアハイ年度(主観)

若干近鉄メンバーの偏重が見られた野手陣に対し、投手陣は近鉄/楽天がバランスよく選出されている。
先発陣では野茂/田中/岩隈のメジャーリーガー3本柱がまず目を引く。
田中の24勝無敗の偉業は記憶に新しいが、野茂の新人ながら投手4冠を獲得した90年の成績も十分偉業である。
(ちなみのこの年の野茂は上述の成績以外に、完投数21でもリーグトップとなっている。)
野茂/田中のインパクトには多少かすんでしまうが、岩隈の21勝 防御率1点台の数字もとびぬけたものであり、この3人が中心となる先発ローテ陣は12球団でもトップクラスだろう。
それ以外の3人も岩隈/田中に次ぐ楽天のエースである則本、近鉄の左右のエースである阿波野/パウエルと隙のない布陣となっている。
救援陣はセーブ王経験者である、松井/大塚/赤堀が中心となっている。
特に松井は2022年終了時点で197セーブと通算250セーブに最も近い選手の一人であり、今後の伸びしろも期待できる。
その3人に球団創設初期から楽天のブルペン陣を支えた青山/小山/福山が加わる形となる。
球団の歴史が浅い楽天と長年投手力に課題の合った近鉄の組み合わせということで選出されるメンバーの内容に不安があったものの、ふたを開けてみれば12球団トップクラスの先発陣と協力のクローザー経験者陣を擁する中継陣と他球団と比較しても引けを取らない内容となった。

総評

俺までの11球団と異なり近鉄と楽天の合体チームということで、どのような選出となるか筆者自身も楽しみであったが、近鉄の打撃力と楽天の投手力が合わさり互いの弱点を補完しあう結果となった。
特に野手陣の攻撃力と先発人の層の厚さは特筆すべきもので、12球団でもトップクラスのメンバーとなっている。
その一方で明確な弱点も存在しているので、かなりピーキーな選出という印象を受けた。
楽天自体は球団創設からまだ20年たっていないということもあり、今後どんな選手が球団を代表する選手に成長していくか楽しみである。
今後メンバー入りが期待される選手として、
投手:早川/宋
野手:太田/小深田/辰巳
をあげたい。

今回の楽天+近鉄を持って12球団すべての紹介が完了しました。
見切り発車の企画であり、まとまりのない文章でしたが、楽しんで頂けましたら幸いです。

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