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【猫種紹介】①ヒマラヤン(飼い猫れんれん)
初手から手前味噌で恐縮なのですが、1回目の猫紹介は、自分で飼っていた猫の、れんれんこと『ヒマラヤン』にしたいと思います。
・ヒマラヤンの特性
ヒマラヤンの名は、イギリス産の『ヒマラヤウサギ』に模様が似ていることから、ついた名前とのことです。
猫さまに多少詳しい方なら、ご存じかもしれませんが、シャム猫という種と、ペルシャ猫という種を掛け合わせて生まれた子が、ヒマラヤンと呼ばれています。
私の猫さまであった、れんれんは「グレイシールポイント」という種類でしたが、「シール種」以外にも、「ブルー」「ライラック」「チョコレート」「フレーム」「クリーム」などの種があるとのことです。
体毛の種別については、ちょっと詳しくないので割愛しますw
瞳は、シャム猫の特性を受けついだ、サファイアブルー(空色)です。
とてもキレイな色で、昼間に見ると、本当に美しい透き通った水色です。
夜に見ると、蛍光灯の下では、赤や黒に見えたりしていました。
顔の形にも2種類があり、「ドールフェイス」「エクストリームフェイス」といいます。
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日本にいるヒマラヤンのほとんどは「ドールフェイス」で、我が家のれんれんも「ドールフェイス」に分類されます。シャム猫の顔立ちに近く、鼻筋が通っていてとんがった感じです。とても美人さんで可愛いです。
(すみません、愛で、つい・・・w)
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「エクストリームフェイス」は、アメリカなどに多いようです。ペルシャ猫よりもさらに顔が平たく、ぺしゃんこになっていて、鼻筋の窪みが低ければ低いほど、美形とされるそうです。
より個性的な顔が好まれる、キャットショーの場では「エクストリームフェイス」の方が、高い評価を得ることが多いようです。
・ヒマラヤンの歴史
これは、Wikipediaからの引用ですが、「ヒマラヤンの歴史はスウェーデンの研究者が、ペルシャにポインテッドの特性を持たせようと考えたことに端を発する」とのことです。
1930年年代に、その研究がイギリス、アメリカに引き継がれ、1935年に、ヒマラヤンの姿が生まれたとされています。
それから、それぞれイギリスとアメリカで、ヒマラヤンの繁殖や細分化が進み、現代のような形のヒマラヤンたちが生まれたのでした。
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・ヒマラヤンの性格
ヒマラヤン種の性格は、個体差はもちろんありますが、総じておとなしく、穏やかな子が多いようです。
あまり運動が好きではなく、静かに過ごすことが好きな子が多いそうです。ウチのれんれんも、おもちゃ遊びが下手で、とてもおとなしい性格の子でした。
もちろん、小さい時はヤンチャな一面もありましたが、それは子猫ゆえの猫共通の無邪気さという感じで、大人になった頃には、遊ぶよりも撫でられるのが好きで、人のそばでのんびり暮らすことを好むような猫さまでした。
それらの性格は、ほぼペルシャ猫の性格を受け継いでいるようです。ペルシャ猫も
おとなしくて穏やかな子が多いとのことで、長毛種の子は大体がそうなのですが、抱っこされるより、近くに並んだり、膝の上などで撫でられることを好みます。
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・ヒマラヤンのお手入れなどの注意点
ヒマラヤンは、長毛種の中でも、かなり密集した毛の生え方をしています。
ダブルコートというのですが、表面に出ている細くて長いトップコートと、体近くにみっしりと生えているやや短めのアンダーコートの2種類の毛を持っていて、肌を掻き分けるのが難しいくらいの毛の量があります。
もちろん、毎年、夏毛、冬毛ともに生え変わりますので、他の猫さまの種類よりも、倍の量の生え変わる毛があることになります。
毎日のブラッシングを欠かさないと、すぐに絡まって毛玉ができてしまいます。
(れんれんもしょっちゅう毛玉作っては、仕方なく切ってましたw)
また、ライオンのたてがみのような立派な胸毛も、特徴の一つなのですが、これも放っておくと、どんどん伸びてしまい、毛繕いをしようとすると、自分の胸の毛が邪魔で舌に張り付き、毛繕いしづらくなってしまいます。
総じて、長毛種は毛繕いが苦手な子が多いのですが、元々はヒトが作った種であるのですから、下僕(飼い主さん)が、責任を持って、まめにブラッシングしてあげることが大切と言えます。
ただし・・・ブラッシングも好きな子と嫌いな子がいます。
れんれんはブラッシングが大嫌いでした(もちろん、毎日ちょっとづつは、やってましたが、長続きさせてくれない汗)。なので、結局、数ヶ月に1度の、専門店でグルーミングをしてもらっていました。
グルーミングとは、トリミングと違って、基本的にカットは行わず、毛をブラッシングとシャンプーをしてくれる、専門店での猫のお世話のことです。
猫のトリミングをやってくれるお店は、とても少ないです。
トリマーとしても、犬さんとは別の認可が必要なようで、犬専門にやっているトリミングサロンでは、猫はほぼ、グルーミングのみなことが多いです。
(まれに、一部カットOKのお店もあるようですが)
短毛種の猫さまであれば、自宅でシャンプーをすることも可能ですが、ヒマラヤンは、長毛種の中でも毛量が多い種ですので、シャンプーまでは良くても、ドライヤーで乾かす時に、簡単には乾きません。
その点、お店であれば、大きな排気口のような温風の出る機械で、一気に乾かしてくれるので、ストレスも少なく、素早く済み、とてもありがたかったです。
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・似ている他の猫種との違い
ヒマラヤンと見分けの付きにくい種類の猫種として、ラグドール種と、バーマン種がいます。個体差はありますが、似ている子は本当に似ていて、特に子猫では見分けがつかない子もいるかもしれません。
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ラグドールについては、模様が違っている子もいますが、上記のように、シャム種のポイントに似た子は、なかなかヒマラヤンと見分けが付きにくいです。
比べて言えることは、成長した姿が、ラグドールの方が大きめで、長さも長い、ということくらいだそうです。
大きさには個体差がありますから、小柄なラグドールと大きめのヒマラヤンが並んでいたら、ちょっと見た目は区別がつかないかもしれませんね。
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バーマン種は、こちらも色合いといい、目の色といい、とてもヒマラヤンに似ていますが、こちらは原産地からして違います。
掛け合わせの生まれなどではなく、最初からこの色合いをしていて、ミャンマーの周辺が原産です。
背中に金色っぽい毛並みがあり、顔が丸い感じです。
また、グローブと呼ばれる白い前足、レースと呼ばれる白い後脚が特徴です。
毛もシングルコートで、ヒマラヤンのようなダブルコートより短めで、毛玉などが出来にくいようです。
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まとめ
自分が飼っていた猫さまのことでしたが、調べて見ると、結構知らない一面とかがあり、興味深かった、というのが個人的印象でした。
皆様はいかがでしたでしょうか?
こんな風に、いろいろな猫種の紹介を、時々シリーズとしてやっていきたいな、と思っています。
有名な種の猫さまでも、知っているようで知らない一面などが、まだまだあるかもしれないと思うので、ちょっとづつ調べてお知らせできたらいいな、と思います。
もしも、「自分はこの猫さまを飼っていて、こういう性質だったよ」というエピソードや、「この猫種を調べてほしい」などのリクエストなどがありましたら、ぜひコメントなどで教えて頂けると嬉しいです。
では、またお会いしましょう!
まいまいこ
もしサポートを頂けましたら、全額猫さまをお助けすることに使わせて頂きます。 また、皆様に読んで頂きたい本の購入資金などに充てさせて頂きたいと思っています。