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【映画感想】レザボア・ドッグス(1992年)

ざっくり感想

クエンティンタランティーノの出世作を言われる1992年公開の「レザボア・ドッグス」
劇中のラジオ番組「K.ビリーのスーパーサウンド70’s 」から流れる曲がカッコ良い上に、上手く場面転換させてて良い。
それぞれの人物を掘り下げながら、少しづつ物語の全貌を明らかにするストーリー展開は最後までワクワクして見れるし、見終わってすぐ最初から目直したくなる。
それぞれのキャラが立ってて最高なんだけど、ミスターホワイトの人間味が素晴らしい。
ミスターピンクを演じるスティーブ•ブシェミといえば自分にとってはアルマゲドンのイかれ野郎のイメージしかなかったけど、こんなに魅力的な俳優とは知らなかった。ブシェミ出演作品をもっと見たい。

サウンドトラック集

【ジョージ・ベイカー / Little Green Bag】

冒頭のダイナーでの場面からオープニングタイトルに切り替わり、K.ビリーのスーパーサウンド70’sから流れるジョージ・ベイカーのLittle Green Bag をバックに仕事に向かう一行。何回も見たくなるめちゃくちゃカッコ良いシーン。


【ジョー・テックス / I Gotcha】

事件後にエディーが車に乗ってボスの指示を仰ぐシーン。深刻な状況とは裏腹にファンキーなノリのジョー・テックスのI Gotcha。


【スティーラーズ・ホイール / Stuck In The Middle With You】

スティーラーズ・ホイールのStuck In The Middle With You がラジオから流れ、ミスターブロンドが曲にノりながら警官を拷問するサイコっぷりがめちゃくちゃカッコいい。
歌詞がシーンとシンクロしてるのも良い
「なぜここに来ちまった」「ビビって椅子から落ちるかも」「もうお手上げだ」


【ハリー・ニルソン / Coconut】

ラストシーンからエンドロールに移り、ハリー・ニルソンのCoconutが「痛みを取り去るにはココナッツにライムを絞って飲みな」と歌い、ラストの余韻を楽しませてくれる。


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