専門家の視点 #03きみこのモノづくり日記
きみこのモノづくり日記、マガジンにまとめることにしました。
こちらにどんどん追記していくので、興味ある方は、フォローお願いします^^
さて、今日のテーマは「専門家の視点」について。
モノづくりで、一番、難しく感じるのは、
専門家の視点の取り扱い方です。
わたしは、ペン字の先生として約8年間、活動しています。
業界に長くいればいるほど、文字のオタクであればあるほど、その世界が大好きすぎて、業界の常識や専門用語が、まるでみんなが知っているであろうと、「カン違い」してしまうことがあります。
専門用語も、使い慣れているし、だからこそ、一般の人に説明するときに、「当然、知っているよね!!」のような感覚でつかってしまうことがあります。
当然、聞いている相手は、きょとん。。
わたしは、いつも、ああ、またやってしまった・・と思ってしまいます。
何かあたらしくモノづくりをするときは、
特に!!!この「専門家の視点」の取り扱い方に十分気をつけないといけないと思っています。
今回は、はじめてペン字を習う人も対象になるので、さらに気をつけないといけません。
では、アイディアをカタチにしたいとき、どうしたらよいのでしょうか。
・ペン習字を全く習ったことがない人にわかりやすく説明してみてみる
・興味がない人に、企画を説明してみる
そして、そのリアクションを気にしてみる。(具体的には、表情。コトバ。)
相手が良いリアクションなら、どこに響いたのか聞いてみる。
逆に、「??」という表情なら、何がわからないのか聞いてみる。
言葉にひっかかっているのか、そもそも企画自体に理解していないのか、もっと興味をもってもらえるにはどうしたらいいのか?
地道です。
わたしは、これを日常的にやっています。
生徒さんとレッスンするときはもちろん、あたらしくやっている仕事があればさりげなく話してみたり、
友達とお茶しているときに、今トライしようとしている企画を話してみたり。
すると、専門家としての視点と、実際の受け取り側の視点は、ちがうことに気がつくことができるのです。
(おお・・・こんなリアクションなのか、と思ったらスグ!メモメモ!)
専門家の視点から離れて、外側から観察してみる。
欠かせない習慣です。
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