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6.29 誕生日が近づいて思うこと

もう少しで誕生日が来る。今年は30歳という数字的に区切りの良い誕生日。未だに女性の30歳は結婚だのなんだので勝手に人からラベリングされ、とても窮屈だなあと感じる。私自身も数年前何としてでも30歳までには結婚したい!!とむやみやたらに思っていた時期があった。長らくおつきあいしていた方もその踏ん切りがつかず、お別れしたということもあるぐらい。

だけどふとある時、その当時のことを思い出し、あの時はきっと”結婚(既婚)”という肩書が欲しかっただけなんだなあ、と気づいたタイミングがあった。
(周囲の友人がほとんど結婚したこともあって)
結婚がゴールで、相手をみれていなかったなあ…とも思って反省した。今ではいろんな形の家族の在り方が増えてきたけど、まだまだ周りと同じレールの上を通らないとなにかあるんじゃないかと周りに思われるのも事実。当然結婚して子どもを産んで、という前提で話が飛んでくることもしばしば。いい人きっと見つかるよ〜という言葉も本人がパートナーを欲しいかどうかも知らずに投げかけたり。この年でこのステージにいって、この年ではこれを経験をするみたいなことって、気づかないうちに刷り込まれて育って来てしまっているし、相手も悪気があるわけじゃないだろうし(マウントとりたい人もいるかもしれないけど)そしてこれは今後もなくなることはないだろうから、右から左に、聞き入れることは自分で選択すること。

そんな感じで自分の中でいろいろ噛み砕くことができた、この2年だった。イメージしていた30代を迎えられるのか?、もしそうなっていなければどうしよう、怖いなあと思っていた数年前に比べると、とてもフラットな感覚で自分で自分を幸せにしてあげることを考えられるようになった。というか、大体いつもイメージしている人間にはなれていない、もっと大人だと思ったのにまだまだ子どもだわ…ってまだ言ってる。だから30歳だから何か変わるということでもない、ただ数字を重ねるだけ。毎日の生活を積み重ねることにこれまでとの変わりはないなあ、という今はそういう感じ。

そういえば、ここ1年で自分が幸せだなあというか満足感に満たされるときは、行きたい・食べたい・見たい等を1つずつ着実に自分でかなえること。もちろん誰かとそれは一緒にしてもいいけど、自分で叶えるってとても大事。それは大きいことじゃなくてよくって、次の休日にあのお店の珈琲が飲みたい、あのお店のパンが食べたい、あの映画…とかそんな気軽なことで全然良い(私は)。自分で計画して自分の足で訪れる。自分でやりたいことを自分で叶えた日は満足感で満たされる。自分の幸せは自分で決めるのだ。

こんなこと、この年齢になるまで気付かなかったのか!と言われれば、遅いですよねえと思うけれども、これも自分に必要なタイミングでの気付きなので、それでよい。

20代のうちにしておきたいことがある。それを30歳の誕生日の日に実行しようと思う。どうか急ぎの仕事で休みが頓挫しませんように…!

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