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臨床とインターネットの接点②

Medical Tribune 2001年5月24日 38ページ ©︎鈴木吉彦 医学博士

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変化する「患者の会」や「患者教育」の概念 時代を先取りした『パッチアダムス』

 入院すると、同室に同じ病気を持つ人がそばにいて、その人が病気の相談相手になってくれたり、自分の経験を話してくれたりします。時には、医師やナースよりも、もっと丁寧に親身になって病気の説明をしてくれることもあります。

 特に、病気と診断されたばかりのころは、患者はこれからどうなっていくのだろうと不安が大きいものです。インターネットがない時代には、そうした不安の相談に乗ってくれるのは原則的には医師やナースでした。しかし、たまたま同じような病気を持っている人(患者)も相談にのってくれたりします。

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