見出し画像

iPad授業活用研修 はじめてのICT活用〜電子黒板アプリ「miyagiTouch」を使ってみよう〜

miyagiTouchって何?

はじめて授業でiPadを使う先生方に使って頂きたいアプリがmiyagiTouchです。

miyagiTouchは,宮城教育大学(安藤研究室)と岩沼小学校が共同開発した電子黒板アプリです。

iPad版の他に,オリジナルのAndroid版,Windows版があり,いずれもそれぞれのアプリストアからダウンロード出来ます。

教育用に開発されており,簡単な操作(ふだん,スマホを使っている先生方であれば直感的に操作できると思います。)で,教科書や資料集,プリントなどの教材を撮影し,提示するという事ができます。

誰でも無料で利用することができます。また,広告なども表示されません。

miyagiTouchの操作を覚えよう

宮城県教育委員会のYouTubeチャンネルで,miyagiTouchの簡単な操作解説ビデオが公開されています。順番に見ていくとmiyagiTouchが使えるようになります。

miyagiTouchを活用した授業を考えよう

ICTを活用した授業では,プレゼンテーションソフトウェアに板書計画を作成し,紙芝居のように見せて行くものというイメージをお持ちの先生方もいるかも知れません。その様な教材の作成方法では,準備に時間がかかり,ICTを使ってみようという気にならないと思います。

しかし,miyagiTouchを使えば,提示したい教材をその場で撮影し,その場で提示するという手軽なことから始めることができます。

宮城県教育委員会のYouTubeチャンネルでは,はじめてのICT活用に関するビデオも配信しているので,参考にして下さい。

■やってみよう
miyagiTouchを使って,授業のどの場面で,どのような教材を提示するか,授業のイメージを考えましょう。

miyagiTouchのよくある質問

miyagiTouchには,「画像は並べられないのか」「動画は表示できないのか」などの質問がよく出ます。miyagiTouchは,授業の入り口として簡単に使って貰うためのアプリとしてシンプルさを売りとしていますので,このような複雑な機能はありません(し,今後も実装されないと思います)。

画像を並べたい場合は,次のようなアプリを活用し,画像を並べた画像をmiyagiTouchで表示するという方法もあります。(このアプリは,無料で利用する場合は,広告が表示されます。意図しない広告が表示されることもありますので,児童生徒の前での活用については注意をして下さい。他に何か良いアプリがあれば,ご紹介ください。)

さぁ,はじめよう

教科指導におけるICT活用は,板書等の全てをICTに置き換えることではありません。ICTを活用した方が効果的だという場面でのみ,ICTを活用するようにし,まずは無理なく使ってみることが大切です。

まずは,このmiyagiTouchを使って,初めての教科指導におけるICT活用にチャレンジして貰えればと思います。
そして,これはICTを活用した授業の入り口でしかありません。
miyagiTouchだけが,ICTを活用した授業ではないことにも注意をして下さい。

参考

宮城県教育委員会では,教科指導におけるICT活用の方針として,MIYAGI Styleを提案しています。宮城県教育委員会のYouTubeチャンネルでは,MIYAGI Styleのプロモーションビデオも公開されています。ビデオの前半部分では,一斉学習におけるICT活用のイメージがまとめられています。これからICT活用をはじめる参考にして下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?