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【バトンリレー企画】心に残るあのエピソードをあなたへ@マユミ

今から10年前、親戚の叔母さんに誘われて、二人でベトナム旅行に行ったことがありました。

久しぶりの海外旅行、そして子供達を母に任せての、人生初の冒険のような旅行でした。

10年前のことなので、今はどうか分かりませんが、その頃のベトナムはまだまだ発展段階の街という印象。
雑貨とパクチー、そしてベトナム珈琲…たくさんの想い出ができました。

そんな中で1番印象深いこと。それはベトナムの道路事情です。
(当時の)ベトナムでは横断歩道や歩行者信号なるものはなく、みんなが好き勝手に道を横断するシステム。何度かベトナムに行ったことのある叔母さんに連れられて、私も道路を渡ろうとするのですが、そこはルールなどない無法地帯。
渡りたい人が、渡りたいときに、渡りたいルートの道を行くわけです。
当然、車やバイクがブンブン走っています。

最初は本当にビックリしてしまって、このままでは、一生道の向こう側へはたどりつけないのでは・・・と思うほどでした。

そこで、地元の人の様子を観察してみると、絶妙に車を交わしながら、スイス~イと渡っているんです。
とはいっても、傍若無人に我が道を行くのではなく、左右しっかり確認して、ドライバーとなんとなく意思疎通しながら…。そしてドライバー側も歩く人の出方を見ながら走っているように思えました。

そうだ!
実は私、小さいころから人を観察して、察する事が得意!

それに気づいた私は、最初こそ怖かったですが、街に馴染むと同時に自分の察する能力をフルに生かし、滞在2日目にはジモピーのように、横断していたのです。

「わたし、ベトナムにむいてる!」

思えば、交通ルールの整った日本では、ルールを破れば事故が起きます。
ルールを守らなかった人が悪い。事故に合いたくなければルールに従う。それが当たり前。

かたや、ルールのない(当時の)ベトナムは、事故が起きないようにみんなが他者の気配を感じながら、うまく譲り合って生きている。
双方が譲り合っているから、ぶつかったりしない。

下手にルールや法律を作ってがんじがらめにするよりも、自己責任という環境下で、いかにみんなが気持ちよく生きていくかを考えながら暮らしていくほうが、トラブルを回避できるのかも知れないなー…なんて、その頃すごく考えていました。

今のベトナムはどうなんだろう…
道路は整備されたとしても、他者を感じながら生きるという素晴らしい能力は失わないでいてほしいな。

私達日本人は、とうの昔に失ってしまったのだけれど…。


さて、今回の私のエピソードは、noterのくましなさんから受け取ったバトンでした。
くましなさん、私に繋いでくださってありがとうございました!
くましなさんは、いつも前を向いて全力で走る男!
そして、ご家族思いの素敵な方です。


そしてこの企画、私から次の方に繋いでいきたいと思います。

私のバトンを受け取ってもらいたい方は…

ねじりさん

いつも、かわいいイラストと鋭いt着眼点で記事を書かれているねじりさん!
ふんわりあたたかいイラストは、読む人を笑顔にしてくれる魔法のようです

心あたたかいねじりさんなら、きっと素敵なエピソードを繋いでくださると思い、指名させて頂きました。
ねしりさん、大丈夫かな・・どうぞよろしくおねがいします☺️

そしてこの素敵な企画を立ち上げた、チェーンナー (CHAINER/クサリみたいにつなぐひと)さんの企画がこちら

https://note.com/chainer2019/n/na973c3c2324c

チェーンナーさん、参加出来て嬉しかったです。
こんなエピソードで大丈夫だったかしら・・・?

兎にも角にも、ありがとうございました☺️


#心に残るあのエピソードをあなたへ


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