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初めての読書会~はなのちるちる~

人生初の読書会。
記念すべき作品は、絵本「はなのちるちる」鹿子裕文作 森田るり絵

この絵本との出会いは、仕事関係で出会った方からのご紹介でした。
初めてこの絵本を見せていただいたとき、その絵の美しさと帯についている言葉
「わたしはね、わたしのようにいきたいの。」
にひとめぼれしてしまったのです。

この絵本は、誰もが必ず迎える「老い」、
そして「尊厳ある生き方」について、問いかける作品です。
→なんか、こう書いてしまうとすごく暗いテーマなのかと思われてしまいそうですが、表紙の絵を見ていただければ、そうではないことが分かっていただけると思います。

その後、この絵本の読書会にお誘い頂いたので、初めてのことでドキドキしましたが、参加させていただくことになりました。

私は本が好きですが、これまでは自己啓発本やミステリー小説を読むことが多く、エッセイやそれ以外の小説は、あまり手に取る機会がありませんでした。
ましてや、絵本なんて。
心のどこかに、絵本は子供が読むものだという先入観、
子供向けの内容は、大人にはつまらないものだという先入観がありました。

そういう方も多いのではないかと思います。

そんな方にもぜひ、手に取っていただきたい、この「はなのちるちる」。

初めて読んだときには、自分事として。
二度目に読んだときには、自分の母のことを思って。
そして、今日読書会で朗読を聞いているときには、我が子の成長を振り返って。
読めば読むほど、味わいが変わってくる。
そして深まっていく。
心にポワンとしたぬくもりで満たしてくれる。
そんな絵本です。

読書会では、いろいろな形で本に関わっている方々と、この「はなのちるちる」について、話しました。
お話を聞くたびに、新しい気付きや発見があり、一人では思いもよらない発想を頂くことができました。

この絵本を書かれた鹿子裕文さんや森田るりさんのその他の作品もご紹介いただいたのですが、すごく良い作品ばかりだそうです。
さっそく鹿子さんの本「へろへろ」を購入して帰りました。

今回の読書会に参加して、もっと本を読んでみたい!と純粋に思いました。

人から「いいよ」と勧めてもらった本を読むのが好きではない、アマノジャクな私でしたが、最近は「いいよ」という本は手に取るようになりました。

noteの中にも本好きな方はたくさんいらっしゃいます。
サークルにも参加して、よりたくさんの良本に出会いたい!
そんなことも考えつつ、秋の夜長を過ごしたいなと思っています。


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