多読をオススメする理由
2人の娘と多読が中心のおうち英語をしている私が「英語多読」を激推しする理由についてお伝えします。
大きな理由は主にこの3つ。
①多読で英語の4技能を伸ばせるから
②日本で英語力を伸ばすには多読が最適だから
③子供が主体的に英語力を伸ばしていけるから
1つずつ詳しく解説します。
多読で英語の4技能を伸ばせる
多読と聞くと、リーディング力強化のイメージがあるかもしれませんが、実は多読で英語の4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)を伸ばすことができます。
①多読でリスニング力が伸びる!!
リスニングは「耳で聞いた英語」が「どういう意味かを理解する」ことを瞬時に行う必要があります。
リスニングが苦手な人の多くは「意味を理解する」ときに、英語と日本語の語順の違いに苦戦しています。
また、分からない単語が1つでも登場すると、そこで立ち止まってしまい、その先の内容に付いていけなくなってしまいます。
この2つの弱点を解決するのに、
最適なのが「英語多読」。
多読で「英語を英語の語順のまま理解する力」を鍛え、「分からない単語を推測する力」をつける練習をすることで、リスニング力が確実にアップします。
子供の頃から多読をしていると、自然にリスニング力も上がりますよ♪
②多読でスピーキング力が伸びる
私は多読をする際に、必ず声に出して「音読」することをおすすめしています。
英語の本に書かれている英文を声に出して読む(音読する)ことで、良質な英文を大量にアウトプットすることになるからです。
「正しい英語を大量にアウトプット」
これこそ、スピーキング力を付けるために必須のトレーニング!!
日本で生活していると、アウトプットの機会を作り出すのも難しいので、多読が最適です。
③多読でリーディング力が伸びる
これは解説するまでもなく、多読でリーディングの力が付くことは想像できますよね。
多読で大量の英文に触れることで、大量の単語に出会い語彙力が増えます。
また、多読で何度も同じ文法、語法に出会うことで、しだいに文章のかたまり単位で英文を理解できるようになります。
その結果、読解力、速読力も上がる!!
英検やTOEIC、大学共通テストなどの長文問題にも強くなります。
④多読でライティング力が伸びる
多読とライティング力。なかなか結び付かないかもしれませんが、多読をすることでライティング力も上がります。
多読を通して、大量の正解をインプットすることで、
①語彙が増える
②構文のパターンが分かる
③英文の認識速度が上がる
ことに繋がります。
この3つの力を鍛えることで、英語で文章を作り「書く」ための力が確実につきます。
日本で英語力を伸ばすには多読が最適
一般的に日本人が英語を習得するのに必要な時間は、3,000時間と言われています。
しかし、日本で生活していると子供たちが日常で英語に触れる機会は、意識的に作らないと、ほとんどありません。
週に1回、英語教室で60分のレッスンを受けただけでは、英語に触れる量が全く足りていません。
グループレッスンなら一人ひとりが英語を発する時間はかなり限られますよね??
オンライン英会話で毎日30分先生と話そうと思うと、コストも時間も必要になります。
特に時間の確保は小学生以降、年齢が上がるにつれて難しくなってきます。
多読なら、毎日の隙間時間に英語絵本を音読することで、良質な英語に大量に触れることができます。
インプットとアウトプットが同時にできるのも魅力!!
電子書籍の定額プランなら大量に絵本を用意する必要もないので、コストも低く済みます。
英語教室やオンライン英会話と組み合わせて、英語力をさらに強化していくこともできる!!
だから、日本で生活しながら英語を習得するには「英語多読」が最適!!
子供が主体的に英語力を伸ばしていけるから
多読の最大のメリットで、私が目指していきたいと考えているのは「子供が主体的に英語力を伸ばしていく」こと。
英語を読むための基礎力を、幼児期~小学校低学年にかけてしっかり付けていくことで、親の手を離れても子供が自分で勝手に英語力を伸ばしていけるようになります。
子供の年齢が上がれば、親子二人三脚で「おうち英語」という時間も次第に減っていきます。
そんな時期がきても「英語を読む力」がついていて、「多読の習慣」が定着していれば、子供は自分の好きなジャンルの英語の本を楽しく読むことを通じて、自然に英語力を維持、向上させていくことができます。
まとめ
「英語多読」をおすすめする理由を3つお伝えしました。
多読で得られるメリットが多すぎて、やらない理由が見当たりません(笑)
「英語多読」に興味が沸いてきた!!
我が子にも挑戦して欲しい!!
という方に向けて、進め方や役立つ教材など、英語多読のコツを分かりやすく、今後もお伝えしていきます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
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