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評価されない中で社会でどのように生きていくかという話(2)

 非正規職員ながら平穏な特殊法人職員としての日々だったが・・・。

派遣会社を辞めた後もしばらく私は直接雇ってもらうアルバイトとしてこれまでの塾とは違う場所で塾講師を何か月かしていました。ですが、特殊法人団体にて非正規雇用者として内定を頂いたのでそちらで勤務することになりました。仕事内容は一般事務。他部署から書類を多数受け取り、委託業者に書類の裁断・梱包等を依頼して委託票や納品票を作成して管理、委託業者から受け取った書類を他拠点に送付するのが主な業務でした。他にも同じ課の方の作業(力作業が多め)を手伝ったり雑務等も多くこなしました。そこまで難しい作業はなく、スキルアップにはあまり役に立った感はありませんでしたが、穏やかで優しい方が比較的多く、過ごしやすい職場でした。(この頃から資格等の勉強もしていましたが、その話はまたの機会に)しかし、それから半年以上経過し私の所属していた課が別の場所に移転することになりました。私も一緒に転勤かと思われましたが、私のしていた仕事は委託業者や他の課との兼ね合いでこの拠点でしか出来ないため、その課で私のみが移転する部署について行かず、他の課に異動して転勤はしないことになりました。そして移転する課の引っ越しを手伝い、私は他の課に異動していきました。

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