仕事行きたくなーい!
って思うことは日常的にある。
それは若い頃からずっとあるし、38歳になった今でも変わらない。
38歳と言えば、たぶん私が小学校高学年ぐらいの頃の親の年齢だ。
思い返してみると、親が仕事行きたくないとか言ってるのを子どもの頃に一度も聞いたことがないような気がする。
継父は朝がめちゃくちゃ早い人だったから、そもそも出勤前の時間に会うことがなかったからアレだけど、母も一度も言ってるのを聞いたことがない。
身近にいた大人がそんな感じだったから、自分も大人になれば当たり前に仕事に行くようになるんだろうと思ってた。
でもちがった。
仕事なんか全然行きたくないし、何なら未だにちょこちょこサボってるし。
きっと、私が子どもの頃に見てた親は必死だったんだと思う。
生活を維持するためっていうのは大前提としてあって、お世辞にも裕福な家庭ではなかったからいろんなことがいっぱいいっぱいだったのではないか。
そんなときにちょっとでも弱音を吐いたら一気にネガティブに持っていかれるのは私もよく理解できる。
たぶんだけど、緊張の糸が切れてしまわないように自分を追い込んでたんだろうな。
今となっては自分の生活だけを考えて働けばいいから、母は仕事の愚痴をこぼしたり行きたくないなーなんて言葉にするようになった。
大人だから当たり前に仕事に行けてるんじゃなくて、みんな必死に何かのために頑張ってるんだよな。
そこの責任感があるかないかって感じなのかも。
そんな当たり前のことをふと思った水曜日。
今週になって年末の忙しさがヒートアップしてきた。
仕事には行きたくない私だけど、忙しい日の仕事は嫌いじゃない。
自分がボロボロになりながら働いてるのも意外と好き。
あれ、ひょっとして仕事が嫌いなわけじゃないのかも?
いやそんなまさか。
仕事は嫌い。行かなくていいなら絶対に行かないし、好きなことだけやっていたい。
そういうわけにもいかないし、家族の生活を維持するためにも働かないといけないから、今日も自分の身体に鞭打って働くとしますか。