高級車を購入する妄想で乗り切る日常。
昼間はガスボンベを転がし、夜は他人の飯を運ぶ。これが私の仕事。
決してやりたくてやってるわけでもなければ、この仕事に楽しさを感じたことは1ミリもない。
家族を露頭に迷わせないように、子どもたちのやりたいことをできる限り実現させてあげたいという思いだけでやっている仕事。
そんなもんだから、日常が楽しくない。
まあ、多くの人は同じような感じだと思う。
やりたいことを仕事にして、毎日楽しいハッピー!みたいな人の方が稀だ。
そんなつまらない日常をどうにかして乗り切るために、最近私がやっていることがある。
それが、高級車を購入して乗り回してる自分を想像するという、一見するとめちゃくちゃ虚しい妄想。
最近の私の妄想の中で気になってる車は下記。
マセラティ ギブリ
メルセデス・ベンツ CLSクラス
ジャガー XJ
BMW 7シリーズ
アウディ S8
このあたり。要は大きくて流麗なフォルムが美しいセダンが好き。
とてもじゃないが、ダブルワークしてどうにか生活を繋いでるような私に買えるような車たちではない。
だけど、妄想の中では自由である。
そこが楽しい。
ギブリの快音を響かせながら東名高速を走り箱根にドライブに行く姿を想像するだけで楽しい気分になれる。
大事なことだからもう一度言うけど、妄想は自由だ。
どんなにクソみたいな日常だとしても、せめて妄想の世界ぐらいは華やかな気分でいたいじゃないか。
最近は、本業も副業もどちらも閑散期に入っていて、仕事中にも関わらず暇な時間を持て余すことが増えた。
暇があると人は良くないことばかり考えてしまうからダメだ。
だからこそ自分が楽しくなれる妄想で、退屈な日常を乗り切るしかない。
まあ何だかんだ言っても、結局はちびちびとビールでも飲みながら妻と他愛ない会話をしながら過ごす時間が幸せだったりするわけで。
今日もまた、そういった日常を守っていくために、くだらない妄想をしながら働いている。
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