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錆は結局自身から出る

「誰かが見てます」って、時と場合と見られ方によってはただ苦痛になるだけで、それをいちいち考え出すと何も出来なくなるのは大人になってからアホほど思った事で、それによって誰の目も届かない、人里離れた遠くに旅に出たいと思う気持ちは結構分かる。

それを本当に実行しなくても「いつでもそういうことが出来る」という状況に身を置くだけで気持ちの余裕が結構違う。というのをバイクの免許を取ってリード125を買って乗り回して何より思う。

今や仕事の行き帰りにとどまらず「ちょっとそこまで飯でも食うか」に今まででは考えられなかった距離の店まで候補に出せる。電車にも乗らない密とは程遠い生活になった為、前より気軽に気兼ねなく実家に帰れる(そこまで頻繁には帰らないけど)等、心の余裕が生じた恩恵を噛み締めている。

で、そんなバイクと共にある生活をしてて思ったのが「バイク乗りがなによりも怖い」ということ。こと都心及び神奈川県の田舎に於いては車に煽られるよりもバイクに煽られる事の方が多かった。

じゃあお前は品行方正に運転してんのか?と訊かれると、イエスとは言いづらいけど、それにしたって限度がある。幹線道路の渋滞すり抜けに時速70キロとか平気で出てたり、最近見たのが歩道を走ってたやつ。それらには俺も一瞬「Oh…NARAZUMONO…!」と呟いてしまうくらい、バイク乗りが怖い。

酒に次いで、実はその人の本性を暴きやすいかもと言われてるのが運転だと教習所で教わったんだけど、車よりもバイクは凄いわ。やっぱり速いものを手に入れるとどうしても血が騒ぐ人っているんだね。まあ気持ちは分かるんだけど、それよりも俺は運転してる時間を楽しみたいからそこまで速度にこだわりは無い。よかった、良い歳してスピードに目覚めないで。

とまあ、こんな感じで新しい遊び道具を手に入れた時のような心のときめきを思い出しつつ、そのときめきを一瞬醒めさせるような恐怖体験もあり、それでも人生に楽しいことが増えている喜びと共に日々を楽しんでいるよ。最近はデジマートよりグーバイクを見る事の方が多い。音楽?よく分かんねえ!


というわけで、こっから先はそんな音楽がよく分からなくなっている原因の話


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みゆきさんの内面。ちょっと言いづらい話とか(特定の何かを貶める内容はありません)

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