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土曜雑感 vol.146~本日のテーマは「休日のはなし」です

11月3日から5日まで3連休という方も多いかと思います。新聞社で働いていた頃、祝日の関係で3連休以上の日があると、いつも思っていたのは「世間様はうらやましいなあ」ということでした。

新聞社という仕事柄、連休という概念が無かったからです。今回の3連休でも、おそらく1~2日は出勤日があったはずですし、イベントなど取材量によっては3日間仕事ということもあり得ました。

そもそも1週間のスケジュールでも、土曜・日曜は意識していたものの、休日という概念は全くありません。新聞社の休日が「月8日」となっていただけで、土日もお盆も年末年始も関係ないからです。

月8日というのは、年96日ということです。言い換えると、残り269日は働いていたわけで、一般の会社勤めの方や公務員と比べて、いかに休日が少なかったかというのがお分かりでしょう(苦笑)

働き始めた昭和の時代は、一般の会社でも「週1日」の休みが標準だったと思います。だから、他社と比べて休みが少ないという感覚は薄かったのでしょう。連休が取れないという不満こそありましたが・・・

やがて世間は週休2日が当たり前になり、新聞社の休日数との乖離がどんどん広がっていきます。休みの少なさは、とくに若い社員の不満を呼び、結果として「出入りの激しい会社」になってしまうわけです。

労働組合の執行部時代には、年間休日をせめて100日にすべく動いたこともありましたが、「指定休日(96日)をクリアしていない人がいるという現状では時期尚早」だとして、実現には至りませんでした。

新聞社を退職し、介護職に再就職した際には、週休3日での雇用契約をしました。土、日は施設の休みでしたが、そのほかに1日(水曜か木曜)休ませてもらい、これはこれでいいサイクルだったと思っています。

思い出話はさておき、フリーランスになった現在は、毎日が仕事であり、毎日が休日でもあるような日々を過ごしています。メリハリをつけるため曜日は意識しますが、土、日も祝日も基本的に関係ありません。

簡単に言えば、「仕事が無い時は休日」ということです。2カ月ごとのメディアライターの仕事のほかは、依頼があればライティングの仕事をするという感じです。ブログやサイト更新は毎日やっています。

今となっては「次の休みが待ち遠しい」という感覚も懐かしいばかり。休むも休まないも自分次第というフリーランスが、性に合っているのかどうか、よく分からず日々過ごしている感じですね(笑)


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noteでは連載コラム、エッセイをほぼ毎日書いています。フリーランスのライターとして活動中ですが、お仕事が・・・ご支援よろしくお願いいたします!