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マスク姿で走った小平奈緒さん~ブログ転載コラム

東京五輪の聖火リレーが1日と2日に長野県内で行われました。リレーに参加したり、携わったりした多くの方々にとっては、一生の思い出に残るイベントだったと思います。それはそれでよかったのでしょうが、「密」の問題など個人的には手放しで喜べません。

長野県の聖火リレーでは、スピードスケートの小平奈緒さんがマスク姿で走っていたのがすごく印象に残りました。もちろん、映像や写真映えという点では異様な感じだし、無粋にも思えます。ですが、私には小平さんの思いがとても理解できます。

小平さんは相沢病院の所属選手ですので、医療従事者の大変さを常に感じています。また、現役のトップアスリートなので、体調管理には常に細心の注意払っているでしょう。新型コロナ感染拡大中の今、最大限できる感染対策をしたのだと推察します。

小平さんは長野五輪で自分が感動した時のことを思い、辞退せず走る決断をしたのだと思います。と同時に、今一人ひとりは何をすべきかを問いかけてもいます。「聖火リレーは見に行かない」、これが一般の私たちに求められているのではないでしょうか。

※松本市の臥雲市長のTwitter画像を転載させていただきました


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