オヤジの思ひ出話～第１１話「交通事故に遭遇」

交通事故のニュースを聞くと、決して他人事ではないと常に思います。知人や同僚の家族が交通事故の犠牲になったという話を何度か耳にしましたし、私自身も約１０年前に交通事故に巻き込まれてしまったからです。

事故は仕事中に突然降りかかってきました。道路工事で停車中のところに、後ろからきた車が止まらずに突っ込んできたのです。バックミラーで「ぶつかる」と思っていたら、次の瞬間、大きな衝撃を受けていました。

衝突の衝撃で私の車も押し出され、前に停車中の車にまで追突する玉突き事故になったのです。頭がパニック状態になりかけたのですが、すぐさま事故直後の車の写真を撮り、警察と保険会社に連絡を入れました。

現場では物損事故として処理しましたが、念のため整形外科に行ったところ「軽いむち打ち」の症状があり、後日診断書を書いてもらいました。物損から人身事故の手続きをするため、警察署に足を運ぶ羽目にもなったのです。

この事故は、止まっているところに追突されたため、相手側に１００％の過失があり、車両の損害賠償、医療費、慰謝料は相手の保険会社から支払われました。私の保険からは見舞金が支給されただけです。

ただ、事故によって車は全損となり、買い替えを余儀なくされました。さらに、数日後に計画していた旅行も中止を余儀なくされたのです。精神的には、これが一番大きなダメージになりました（苦笑）

苦い思い出でしたが、交通事故に遭った時の処理の方法や保険会社への対応を一通り学べました。ただ、この経験は二度と御免です。交通事故にはくれぐれも気を付けたいものですね。