私だけの特捜最前線→91「父と子のブルートレイン!~橘刑事の親子関係を軸に複数のストーリーを織り交ぜた傑作」
※このコラムはネタバレがあります。
今回紹介する「父と子のブルートレイン!」は、橘刑事(本郷功次郎)と息子(鹿股裕司)のドラマが軸になった話ですが、複数のストーリーを織り交ぜながら様々な「親子」の形を描いています。
瀕死の運転手が守ろうとしたもの大学受験に失敗し、予備校に通うために長崎から上京する息子・信一を東京駅で待つ橘刑事。ブルートレイン「さくら」号が到着しますが、信一は手前の横浜駅で降りてしまっていたのです。
同じころ、河川敷でタクシー運転手の他殺体が発見されます