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6.2020年読んでよかった本BEST3

12月も気がつけば28日。
先日、あっという間に下旬だなと記事を書いたが
もうその下旬も終わりを迎える。

今年はコロナの年になってしまったが
皆さんはどんな年だっただろうか。

私は毎年新年になる際、
その年にやってみたい事を50個書く。
(決してやる事リストではない)

その中に
2020年は本を月2冊読みたいと書いた。

理由は、活字を読む大切さに気がついた為。
伝える時も、同様。
この歳にもなって、
自分の伝え方で誤解を生むような事は恥だと感じるから。(特に何かあったわけではない)

また物語文は、意識的に読もうと思わないと読まないからだ。

今年読んだ本は以下の通り。
全部で45冊!  

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今回はこの中から
2020年 読んでよかったBEST3を紹介。
良い本が多くて割と迷った。






第3位 
「西の魔女が死んだ」 梨木 香歩

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何回読んだか分からない本なのだが
何回読んでも、何回でも心に刺さる。
こんなにも読むたびに感動する本は珍しい。

小学生の時に読んだ時よりも
主人公の気持ちもそうだが、それ以上に親の気持ちやおばあちゃんの気持ちが分かるようになった。

そして2008年に映画化されていた(知らなかった)。

あらすじ
 中学校に進んだ主人公。入学してから周囲に馴染めず、学校に行くことが出来なくなった。深く事情は聞かない母だが、単身赴任中の父親と電話する際、主人公のことを『扱いにくい子』と言い、それをこっそりと聞かれてしまい主人公は深く傷つく。
 喘息持ちであった主人公。この事もあり、初夏のひと月、母方の英国人の祖母(西の魔女)の家で過ごすことになった。
 そこで魔女になるための手解きを受ける。しかし、肝心なことは"全て自分で決めること"。
 主人公は大切なことをそこから学び、おばあちゃんとある約束をした。最後はその約束をおばあちゃんは忘れはしなかった。
※ファンタジーではないです

この本が好きな理由
①自然描写の文章が綺麗且つ
 すらりと描写が思い浮かぶ
 (いろんな植物も出てきて面白い)
②全体的に文章が読みやすい
③西の魔女の愛情が所々から感じられる
 主人公のお母さんとは少し違った愛情が良い


人はみんな主観の中で生きているが
それぞれからそれぞれの深い愛情を感じた。
偏見を持つ人も分かる、
思い込んでしまう理由もわかる、
しかしそれは全て"主観から"の見方だ。

映画も見たいが、
本の良さがどう反映されているか
カットされているところはあるのか気になる。
映画観た方、感想教えてください。


第2位
「AIに負けない子どもを育てる」 新井紀子


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読んでない方は、年齢関わらず
絶対読んだ方が良いと思う。

AIvs教科書が読めない子どもたち、も読んだが
どっちも読むのは時間が…という方には
圧倒的に本書の方が(続編だが)読んだ方がいい。

本書を読んで最初に感じた事は
「自分が今まで読んできた本、
 どれくらい正確に読めてるか分からない」
とても不安な気持ちになった。

本書の中のリーディングスキルテスト、
満点ではない限り何かしら、
文章を正確に読めていないという事。
そして読めていないと、
正しい文章は書けない(伝えられない)。
自分の伝えたい事が正しく伝わらない理由は、
自分が原因であることも大いにある。

私が本を読もうと思ったきっかけにもなった本だ。

また、深くは書かれていなかったが
何故日本が学歴社会なのかも考えられた。


第1位
「四つ話のクローバー」 水野敬也

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12月に入ってからどハマりした水野敬也さん。

あらすじ
 みんなが憧れるようなトップ企業に中途採用され、お金を稼いで幸せになりたい!と入社。しかし、上司とソリが合わず早々と退職をさせられてしまう。
 地元へ帰った時、小学校が一緒だった仲の良いボンボンな家の同級生(今は社長)とたまたま再開する。事情を話した際に、その同級生と同級生の祖父が残してくれた4つの物語を聞くのであった。

夢をかなえるゾウ1-3を読み、
人生を変える7つの物語 神様に一番近い動物
雨の日も晴れ男
ウケる日記(これは物語というよりブログ)
運命の恋を叶えるスタンブール
人生はニャンとかなる

と読んだが
夢をかなえるゾウ3
四つ話のクローバー
で悩みに悩んだ挙句、こちらが優勝。

一つの物語の中に短編集4つがある作品。
分けても読みやすい。
個人的に4つ目の物語が泣きに泣いた。
泣かせにきてるだろ!というストーリーだったが
案の定泣いた。

水野敬也さんの本は、
①当たり前に分かってる事を当たり前にする難しさ
②大切なものを大切と"気付く"難しさ
を改めて考えさせられる。


自己啓発本を何冊か読むと、
全部同じようなことが書いてあるように見えるが
「じゃあそれ今出来てるの?落とし込めてるの?」
となると話は違う。

よくある自己啓発本に書かれているような事を
違う角度から言ってくれる事で、
落とし込める部分も多い
のが水野敬也さん。
(夢を叶えるゾウとか本当これ)

是非!読んで欲しい。

まとめ

現時点で45冊も読んでいた事がまず驚きだ。

そして3冊に絞るのが大分難しかった。
今年読んだ本は当たりが多かったので、
オススメしたいものが多い。



ちなみに
自分的入賞作品は以下の通り。(8作品)
タイニータイニーハッピー 飛鳥井 千砂
人生を変える7つの物語 神様に一番近い動物 
水野敬也(これは最後の物語だけも読んでほしい)
夢をかなえるゾウ3 水野敬也
お金の真理 与沢翼
あふれでたのはやさしさだった 寮 美千子
ハッピーバースデー 青木和雄/吉富多美
FACTFULNESS ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング
桜のような僕の恋人 宇山 佳佑

今年は、コロナの影響で家にいる時間が増え
そのおかげで、本も読み
NetflixやAmazon primeも見ることができた。
いろんな考えも吸収できたと思う。

来年も在宅勤務が続く見込みだが
本を楽しく正しく読む習慣は続けていきたい。

ジャンルを問わず
おすすめがあったら是非教えてほしい。

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