Prologue

 大晦日は映画「NEW YEARS EVE」を観ながら夜更かしをして、元旦の朝はしっかりと寝過ぎてしまった。おにぎりと味噌汁で軽めの朝食を済ませた後は、近所にある龍口寺へ初詣に行き、なんとも先行きに不安しか残らない内容のおみくじを引くことに。それからは鵠沼海岸までのいつもの散歩コースをのんびりと歩き、ウッドデッキに座りながら、よりいっそう白くなった富士山を拝んだ。そんなこんなで予定していた時間よりも少し遅くなったが、帰省のため実家に向かうべく、恐らく初詣後であろう人達で混み合う電車に乗り込んだ。そして、一昨日のスノボーによる筋肉痛の残る身体で、文字通り重たい腰を上げてようやくこのブログの記念すべき1本目となるPrologueに手を付け始めることができた。

 というわけで始まった2023年、約10年間のいわゆる「社会人」としての生活を昨年いっぱいで終える決断をし、これからはこのブログのメインタイトルに掲げたような人生を送っていくため、いよいよまだ誰も知らない新しい旅が始まろうとしている。「なんとかなる」を座右の銘に据えて生きてきた。これからもあえて先のことは最低限しか決めていないし準備もしていない。時には少しヒリつくくらいの、「生きること」を感じる旅路にしたい。おっし、やってやるぜえええ。先程のおみくじで大きく出鼻を挫かれた感は否めないのだが、来たる今年の大晦日には一体何だったんだあれは、はっはっはと大笑いできるような新生活の一年目にしてやろうじゃないか。

 一旦、ここからはこのブログを読んでくれている方のために。これからこのブログをマイペースに更新していくわけだが、僕はたかだか一般人なので、ここであれこれと偉そうに何かを語るようなことをしたいわけではなく、ただ個人の旅の記録として記事を残していきたい。すなわち基本的には自己満足で完結することになるわけだが、せっかく書くのであればオープンなものにして、こんな生き方をしている奴がいるんだということを知ってもらう一つの機会にもなれば幸いです。

 また、事実しばらくは収入面において不安定な中での旅になるわけで、今後、記事によっては有料記事や定期購読制などにすることで(今のところは記事でしか還元できないけれども)、その収益を旅を続ける資金の一部にさせていただきたいというのがこのブログをオープンにするもう一つの理由です。万が一、そして幸運にも読者数に恵まれることがあったとして、そうなってから「じゃあ有料制に」と言うのは嫌なのでこのことは先にお伝えさせてください。

 さて、最初の目的地への出発日が徐々に迫ってきているが、「それまでにあと1本くらいは記事を書こう」と、ここで自分のケツを叩いて終わりにするとしよう。それでは、また次の記事で:-)


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