自分の定番シルエットを決めるとコーディネートがビックリするほど楽になる。
オシャレがバッチリキマる日と、なぜかどうにもイケてない日があるという人には特におすすめの考え方です。
残念ながらオシャレは減点方式。オシャレな日とそうでもない日のバラツキがあると、全体の印象としてはどうしてもダメな方に引っ張られます。
だからバラツキ、ダメ、ゼッタイ。
というわけで、自分の得意なシルエットのパターンを定番化してしまいましょう。
自分の「定番シルエット」というものがあると、手持ちの服どうしが合わせやすくなります。
毎朝のコーディネートがパッと決まって、いつでもサマになるようになります。
自分の定番シルエットが分かっていれば、ショッピングも失敗しづらくなります。
さあ、では定番シルエットを決めるにはどうしたらいいんでしょう。
当たり前ですけど、定番シルエットは自分の体型に合った、自分の得意なシルエットでないといけません。
あなたの体型の欠点を自然にカバーして、長所をさりげなくアピールする、のがあなたを引き立たせる、あなたの得意なシルエットということになります。
今サラッと言いましたけど、”自然に”カバーして、”さりげなく”アピール、というところが重要ですからね！
この「頑張ってない感」がオシャレに見えるポイントでもあります。自分の定番シルエットを考える際にはこのアドバイスを思い出してみて下さい。
自分の身体のチャームポイントを思いっきり強調すると、強調したいんだな〜、というのがバレバレで、いかにも頑張ってます！という雰囲気になってしまいます。
ほっそりしたきれいな脚も、きれいなボリュームのある胸も、きゅっと締まったウエストも、あえて思いっきり強調しなくても、ちゃんと存在を主張しますから大丈夫！
さて、シルエット、というものは、上半身と下半身のバランスにメリハリを作るとオシャレっぽく見えます。
逆に、メリハリがないシルエット、というのは上半身と下半身が均等なボリューム感のシルエットです。
ジャストサイズのシャツやセーターに、膝丈のタイトスカート、みたいなイメージですね。
上下とも家庭科の授業で作りました！みたいなシルエットだと、オシャレっぽさから遠ざかってしまいます。
メリハリの付け方には細かく言うと色々ありますが、ざっくり大まかに言うとこの２パターンです。
A、上半身をコンパクトにして下半身にワイドパンツやフレアスカートでボリュームを持たせる。
またはその逆に、
B、上半身をゆったりさせて下半身をスキニーパンツやタイトスカートでコンパクトにまとめる。
この２パターンのどちらかを起点にして、自分に合うバランスを見つけてみて下さい。
体型的に下半身にボリュームがある方はAパターン、上半身にボリュームのある方はBパターンがおすすめです。
さらに補足でオシャレ度がアップするコツがあります。
今はオーバーサイズめが時代のムードなので、Aの上半身コンパクトパターンでも、ピタッとしたトップスよりも、ちょっと幅にゆとりのあるトップスを短めに着たりウエストインして短く見せると今っぽさが出ます。
スカートの丈も長めが今のムードなので、AパターンBパターン共にスカートは長めにすると、簡単に今っぽくてオシャレな人って感じになりますよ。
逆に言うとスカートの丈が短いと、ちょっと一昔前の雰囲気になってしまいます。（あくまでも今はね。）
膝下丈とかそれよりも短い丈のスカートは、今はちょっと時代的に難しいアイテムだと思って下さい。
A、Bパターン以外にも、身長のある方なら、上半身も下半身もオーバーサイズめにたっぷりさせたシルエットもすごく今っぽくてオシャレな雰囲気が出ます。
小柄さんでこのパターンにチャレンジしてみたい猛者（笑）は、ヘアをコンパクトにするのがコツです。ショートカットか、長い髪ならまとめ髪にすることです。
最近のご自分のコーディネートの中で、これを着ているとちょっとスタイル良く見えるな、とか、人からよく褒められるな、というものはありますか？
そして逆に、これを着ているとスタイルが悪く見える、老けて見える、野暮ったく見える、そんなコーディネートはありますか？
そういうのも自分の定番シルエットを決めるヒントになるかもしれません。
そして定番シルエットを決めたら、そのシルエットにしたがって毎日のコーディネートを決めます。
コーディネートがすご〜く楽になりますよ！
ショッピングの時も、定番シルエットに合うものを選ぶとコーディネートがしやすくなります。
「買ったのはいいけど何に合わせたらいいか分からない」問題の少なくとも半分はこれで一気に解決します。
ぜひやってみて下さい。
しばらく続けていると、オシャレが自然に自分のものになっていきますよ。
毎日何を着てもなんとなくサマになる、っていいと思いません？
他にもオシャレ度アップのコツを動画でご紹介しています。（無料です！） ご興味のある方は、こちらのページからどうぞ。
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